傀儡

相変わらずバカッターが正常稼働してるので、津原泰水の本を読んでみたいと思ったよ。勿論幻冬舎以外の所から出てるやつ。あ、幻冬舎でも古本ならいいか。しかし出版社のトップがツイッターで謝罪(しかも謝罪する対象が不明)だけでやめて終了って…書面とか出さないんだ?
これで幻冬舎の収益が激減して倒産しても、至極当然の結果でしかないな。作家を貶める(小説はラストしか読まないと公言してる)社長が経営してるような出版社なんて不要だよ、ただでさえ出版業界は厳しいんだから、他のまともな出版社が残ってくれればいいと思ってる人は俺だけじゃないと思いますが。

しかしTwitterやめたくらいで済むと思ってるあたりが凄いよな、株主はこぞって立ち上がっていいんじゃないの?
これくらい図太くないと社長にはなれないってことですかね…だったら俺は社長なんてなりたくないや。(←心配せずともなれない)

映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」鑑賞

サイモン・ペッグニック・フロスト主演、エドガー・ライト監督の「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」に続く三作目。(スリー・フレーバー・コルネット三部作なんて名前があったのは調べて初めて知りました)
中年五人組がパブでビールを飲み歩いて世界を救う映画です。いや、救ってるのかな?Netflix入りしてたので鑑賞。


感想:相変わらずバカまっしぐらだけど。
ゾンビ映画オマージュでありパロディの「ショーン・オブ・ザ・デッド」、ハリウッド警官アクション映画をパロっただけでなく驚きの展開を描いた「ホット・ファズ」はそれぞれ両方とも大好きなんだけど、その二作に比べると俺的にはちょっと物足りなかったかな…?

ギャグ演出が笑える部分と笑えない部分が混じってるのは変わらずだが、今作は主人公がちょっと駄目過ぎて腹が立つのが先に来ちゃうんだよな。いや、駄目な奴でも少しは生きやすい寛容化した社会でもいいんじゃないかというメッセージなんだろうけど、それにしても駄目過ぎじゃねーかなと。

それでも楽しい要素はあちこちあったので、さすがにあの三人(サイモン&ニック&エドガー)らしい作品だなというのはあります。
マーティン・フリーマンロザムンド・パイクなども出演してて豪華、特にパイク姉さんは体張ってますね!「ゴーン・ガール」に出る前の作品だが、この時点で凄さの片鱗を見せていたのか…


「逃げ恥」「三匹のおっさん」など人気ドラマ制作のイメージフィールドが民事再生申し立て - ねとらぼ
>「逃げるは恥だが役に立つ」や「コウノドリ
えぇ…良質なドラマ作ってるのに!?キー局ならちゃんと制作会社に還元しろよ!そんなことだから低予算で質の低い番組だらけの地上波に嫌気がさして、AmazonとかNetflixとかしっかりと予算を出して良いものを作ろうとするサブスクリプションサービスに流れるんじゃねーか。
日本からどんどん金が出ていく現状は、金がある上層部の連中が招いたというのは想像に難くない。先日のトヨタ社長の発言しかりな。


ソニーとMicrosoft、クラウドゲームやAIソリューションで戦略的提携 - Impress Watch
AmazonGoogleといったネットの巨人に立ち向かうには、四の五の言ってられないってところですかね。
一ユーザーとしては、同タイトルのクロスプラットフォーム(違うハード間での通信プレイ)を充実させてくれると嬉しいんですが。


報道機関が記者を切る時 ~森友事件取材の末に起きたこと~(相澤冬樹) - 個人 - Yahoo!ニュース
NGTの対応しかり、今だからこそ個人でクズみたいな集団の実情を晒せるようになったのは実に良い事なんですが…こんな機関に受信料払うのは本気で腹立たしいな、傀儡以下の存在だろコイツら。相沢さんには頑張って頂きたい。


日本映画はなぜ海外で上映されないのか 専門家が解説する“特殊事情の罪” | デイリー新潮
邦画がいつまで経っても世界に広まらない理由は製作委員会。しかも大した予算でもないし忖度させられるしでがんじがらめになる位なら、Netflix選ぶ方がいいって。こんまりさんの尋常じゃない知名度の広がり方見たら、そう思います。
基本1900円かかる他地域に比べればシネマシティで観られる(1000円)環境にある俺は恵まれてるが、そろそろ邦画の制作システム自体を何とかしないと劇場映画は先細りする一方じゃないかな…