警官

たまたま観たプレミアムモルツのCMに花澤香菜が出てて驚いた。俺にとっては石原さとみよりも購買欲をそそるな。


ゲーム「Beat Cop」をXboxでプレイ中。見た目は8bit感満載で舞台は80年代アメリカ、一刑事がハメられてパトロール警官に降格させられたところから始まる…という設定の時点で、俺みたいなファミコン&80年代アクション映画野郎はバッチリハマるわけですよ、ええ。

ノルマの駐禁取り締まりをしないと勤務査定で減給させられるんだけど、減給額よりも駐禁を袖の下で見逃す方が収入は上がるシステムw おまけにマフィアやギャングも台頭してるので、そいつらへの配慮をしてやると収入になって利便も図ってもらえるという…ブラックジョークなんだけど実情を描いてるだけに生々しい。

ポーランド発のこのゲーム、設定からもわかるように制作者は80年代の映画をこよなく愛してるようで、度々映画ネタが出てきます。海外からの来賓で駐禁を普段より厳しく取り締まれとか言うから、どんな来賓なんだと思ったら…
f:id:leenori:20190727081143j:plain
f:id:leenori:20190727081200j:plain
星の王子ニューヨークへ行く」じゃねーか!吹くに決まってるだろw

他にも、マンションに住んでる住人の名前が…
f:id:leenori:20190727084116j:plain
俺も全部はわからないんだけど、”E.Blues””J.Blues”はエルウッドとジェイク(ブルース・ブラザーズ)、”R.J.MacReady”は遊星からの物体X、”M.Riggs””R.Murtaugh”はマーチン・リッグスとロジャー・マータフ(リーサル・ウェポン)、”J.Book”は刑事ジョン・ブック、”R.Kovic”はロン・コービック(7月4日に生まれて)など、見事に80年代映画のキャラ名から引っ張ってます。
他のマンションにもR.Balboa(ロッキー)とかE.Ripley(エイリアン)、P.Venkmanゴーストバスターズ)などわんさかいたので、ネタ元探しするだけでも楽しかったな。J.Winnfieldとか誰だろうと思ったらパルプ・フィクションのサミュエルだったというw

俺はXboxでやってるけど、iOS/Androidでもプレイできるので、俺みたいな映画ボンクラ野郎は是非。

映画「Zアイランド」鑑賞

哀川翔主演、品川ヒロシ監督・脚本のゾンビ映画
今まで品川ヒロシ作品は観たことなかったんだけど(カテゴリ的に)一番入りやすそうなゾンビ映画を選んでみました。


感想:終盤まで耐えられれば。
上映時間108分のうち、80分くらい耐えられれば何とか楽しめるかなと。あくまで「何とか」なので、終盤すごい面白い!というわけではないけど(^^;)
ただ終始繰り広げられる寒いギャグがどうにも…特に同じボケの繰り返しである天丼を何回もやられるのが辛い。元々面白いネタを二度繰り返すからより笑いを増すのが天丼なのに、より冷え込むだけで逆効果なんだよね。

ゾンビ映画に詳しいキャラクターが劇中にいるので映画ネタとかゾンビネタを会話に盛り込んでるんだけど、その認識がチョイチョイ間違ってるのはそういう設定なんだと信じたい。ただそれらは具体名を挙げないのに、ゲームのGTAだけ名指しで出すのは完全にダメだろ。ゲーマーに喧嘩売ってるのかと。

巷の評価がアレな品川作品にこれだけ豪華キャストが集まることがにわかに信じがたいんだが、中野英雄鶴見辰吾・小沢仁志が出てるので、つい先日までやってた「龍が如く0」を思い出してしまうというw ていうか中野英雄やっぱり上手いなと。

同じパターンのアクション演出(スロー→早回し→スロー→早回し)とかキム兄の変な決め台詞とか終始イラつくことが多かったので、人には薦められませんなぁ。あ、映画をあまり観ない人にはいいのかもしれん…それでも友人には薦めないけど。

映画「MEG ザ・モンスター」鑑賞

ジェイソン・ステーサム主演、ジョン・タートルトーブ監督のサメ映画。
あのステーサム兄貴がサメ映画(しかも巨大)に!?と衝撃を受けたけど劇場では見逃してしまっていたので、Netflixにて。


感想:サメに対しても強いステーサム。
期待通り、果敢にサメと対峙するステーサム兄貴なのでした。最強親父の一角であるステーサム(もう52歳!)だからこその説得力と言えよう。これに対抗できるのはリーアム・ニーソンくらいかw

レスキュー隊で過去に幾多の人を救ってきたステーサムが深海の探査艇に残された研究員を救いに行くというストーリーなんだけど、まぁサメ映画でストーリー云々は正直どうでも良かったりするわけで…要はメガロドン(数百万年前の巨大鮫)VSステーサムが観られればそれでいいんだと。戦うステーサム!逃げるステーサム!飛び込むステーサム!シャワーを浴びるステーサム!…笑うポイントが多くないかw

アメリカと中国の合作なので、まぁ中国に配慮した演出が多くなるわなと。そりゃリー・ビンビンさんは綺麗ですけども。
あそうそう、マシ・オカが出てるの知らなかったので、出てきて驚いたな。ちゃんと日本人役で、劇中でも日本語でメモを書いたりしていました。

サメ映画としては可もなく不可もなく、とりあえずステーサムとサメ映画という組み合わせが観られただけでも俺は満足です。B級映画好きの人には薦めますよw

映画「雲のむこう、約束の場所」鑑賞

吉岡秀隆主演(声)、新海誠監督の長編アニメーション映画。新海作品はちょうど「天気の子」が上映中ですね。
新海作品は「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」「君の名は。」の三つしか観たことなかったんだけど、Netflixにあったので観てみました。


感想:この頃からの映像美。
やっぱり新海作品と言えば映像の美しさですが、15年前のこの映像を今見てもさほど「古い」とは感じないんだよね。確かに粗削りな部分も垣間見えるけど、そもそもたった一人で作り上げた「ほしのこえ」からの二作目でこれは素晴らしいだろと。

ストーリーとしては南北が分断された架空の日本が舞台で、高校の同級生三人が繰り広げる恋愛ものでありSFものなんだけど、主演二人(吉岡秀隆萩原聖人)が今はわからんが15年前は声優としてアレなので、さすがに気になったなぁ。亡き石塚運昇さんが上手過ぎるので、そこと比べてしまうのは可哀想なんだけど(^^;)

新海作品の歴史を知る上でも、当時からの映像美を堪能する上でも、観ておいていい作品です。

映画「ミッドナイト・ラン」鑑賞

ロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・ブレスト監督のクライム作品でありバディもの。
タイトルは知ってたけど観たことなかったこの作品、Amazonプライムにあったので観てみました。


感想:何で今まで観てなかった!
80年代のバディムービーをデ・ニーロがやってることすら知らなかった無知っぷりが恥ずかしい…とんでもなく面白い作品でした。「最高!」と手を叩きながら何度もゲラゲラ笑ってしまったよ、このハチャメチャっぷりが80年代の醍醐味。FBIが無能すぎとかツッコミどころはあるだろうが、そういうことじゃないんです。素直に二人のやり取りを心から笑って楽しむ作品なんですよ!

笑うだけではなく、ホロッとさせてくれる部分も上手いこと混ぜてるのがまた見事。観終わった後に「良い映画観たなぁ!」と気持ち良くなれる作品に出会えると本当に嬉しい。

デ・ニーロといえばマフィア物の印象が強いけど(近年ではマイ・インターンとかもやってましたが)これ代表作の一つとして強く推したいなぁ。「リーサル・ウェポン」「ビバリーヒルズ・コップ」あたりが好きな人なら間違いなくハマる作品ですよ。Amazonプライムからなくならないうちに是非!