女神

先日、一泊二日で会津のバスツアーに参加してきました。平日のど真ん中な上に、めぼしい観光スポットを巡るでもなく
田舎の文化にふれる旅ともなると、参加客層は爺さん婆さんがメインなわけですが、最若手として乗り込んできましたがな。
さすがに1月の福島の山中ともなれば、雪はガッツリ積もってて絶景かな絶景かな。

寒くて凍えそうではあったんですけどもw


生まれて初めて石臼挽きや餅つき、蕎麦打ち等を体験してきました。石臼は初動に力がいるので、一度回し始めたら
回し続けないと逆に大変なのです。でもこれで挽いたきな粉は美味しかった…市販のものとは比較にならん。
そして不慣れなへっぴり腰でついた餅と合わせ、きな粉餅を食べてご満悦。


同様に蕎麦打ちもテレビでしか見たことなかったんだが、これがまた難しい。最初の手ごねもガッチリ力を入れないと固まらないし
丸めた後に均等に伸ばそうとしても端が切れたりするし…勿論切るのも慣れてないから太さが安定しないことしないことw
職人のおばちゃん達の指導の下、二八蕎麦(つなぎ二・そば粉八)を作って食べてきました。太さがバラバラなのが逆に良かったり。
蕎麦好きの俺としてはやはり行き着く先は手打ち蕎麦なんだろうが、あのおばちゃんの域に達するには相当な習練が必要だ。


サイノカミや御神楽を観たりと、そうそうふれる機会のない文化を堪能し、冬の会津の景色に感動したのですが
とにかく食事が色とりどりの野菜尽くしだったのが、ジャンクフードばかりの食生活の俺には大きいかなと。
野菜サラダ程度なら普段も食べるけど、煮物系のしっかり調理した野菜群はなかなか…
年齢を考慮しても、ヘルシーな食生活は必要だなと改めて感じましたとさ。


…と言いながら、帰りの那須高原SAでやたらデカい餃子ドッグを発見して食べてたり。


新宿に戻ってきてバスを降りた瞬間の感想は「ヌルい!」でしたw そりゃ会津の気温に比べりゃな。


そしてテコンドーの練習で仲間に土産を配布するも、渡した相手から次々と「傷心旅行ですか?」というツッコミがくるというw
そもそも彼女もいない俺に言う時点で冗談とわかってるし、俺がしょーもな非モテ人間なのも十分自覚してはいるが
男女共々から言われると正直凹みます。笑って流せず部屋で一人で落ち込んでる辺り、心が成長してねーなと思う38歳でした(^_^;)