奮迅

今週末に迫ったWWE日本公演のチケットを買いそびれていたので、近くのぴあに買いに行ったら土曜日のチケットが既に完売だった…まぁ当日券は出るだろうけど、そこまで売れていたとは。
確かに日本公演で週末は珍しい(本国の生放送が月曜にあるから、帰国日時を考えると仕方ない)から売れてるのかなと。早めに入手しておくべきだった…不覚。

映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」鑑賞

ジョージ・ミラー監督の人気シリーズ四作目*1、主演はトム・ハーディ。「ダークナイト ライジング」でベインを演じた人ですね。ヒロイン役にシャーリーズ・セロンとこれまた豪華なキャスティング。
原題は"MAD MAX : FURY ROAD"、邦題は「デス」が追加されてるが、まぁいいんじゃないですかね。
嬉しいことに立川シネマシティにて爆音上映を行っているので、やはりマッドマックスならこれだろ!
あ、当然字幕版ですよ?エグ猿の吹替とかただの放射能汚染だ*2からな。


感想:シリーズ最大の「マッドマックスらしさ」に驚愕。
普通、マッドマックスのファンは「2」の世界観や演出を最大限に推すわけですよ。日本では「北斗の拳」に代表される、荒廃した未来世界のイメージと言えばこれ、という象徴的作品。
公開されるまでは「サンダードームの後で更にリブートじゃイメージ壊れるんじゃないの?」と半信半疑…というか、正直あまり期待してませんでした。メルギブ出てないし。


ところが公開当初から各方面で絶賛の嵐、コアなマッドマックスファンをそんなに納得させる程の完成度なのかと驚きましたがな。それは劇場で観なければいかんだろう、と足を運んで観てみたらシリーズ最高傑作と呼んでもいい位にマッドマックスしてました。ジョージ・ミラーの手腕に脱帽。


作品のほぼ全て「逃走VS追撃」のアクションシーンで埋め尽くされてますw
何せ爆音上映なので、静かな数シーン以外は全てシートが震動してた気がする。
震動の最たる例はギタドラカー(←俺命名)ことドラム・ワゴンの太鼓だろうか…スピーカーをわんさか積載し、炎を噴射するダブルネック・ギター+太鼓軍団での大演奏という究極の無駄車が俺の一番のお気に入り!真っ暗な中、真っ赤な服のギター野郎一人だけライトアップされてるしw
このアツさがわからない人間は、マッドマックス観なくていいです本当に。


メトロノームみたいに右へ左へビヨンビヨンしてる棒軍団、四方八方へ乱射するキチガイ武器将軍、痴話喧嘩イモータン・ジョーヤマアラシ軍団、BBA暴走族…もう何もかも楽しすぎる要素なんですけど。
これは80年代アクション映画野郎が観ないとかいう選択肢はあり得ない!


観終わって意気揚々とパンフ買おうとしたら「売り切れ」の文字が…仕方ないからMOVIX昭島までわざわざ出向いてパンフ買ってきましたよ。
900円ですげー分厚い上に濃い内容(歴代のマッドマックスシリーズもしっかり紹介してる)なのでこの作品の鑑賞はパンフ購入までが1セットです。武論尊*3のインタビューまで載ってますよ!


そして帰り道に自ら「輸血袋」になるべく、献血コーナーで献血してきましたw
「俺を見ろ!」と言いたい位誇らしいです←うるさい

*1:前作から27年ぶり

*2:ただ、武器将軍に千葉繁御大がキャスティングされてるのだけは気になる

*3:北斗の拳」原作者