欠損

ヤバい、Fallout3の世界にどっぷり浸かってる。以前も書いたけど、広大な世界を作り上げたベセスダは凄いと思うが、日本語ローカライズしたゼニマックス・アジアも実に頑張ってるなと。
莫大なテキストの日本語字幕もさることながら(一部不自然なのもあるが)、物凄い量の台詞も全て吹替!
最初の方では野生動物との戦いに苦戦してたが、後半になるにつれ平気になるというバランス感。*1
核の扱いやら人体欠損の修正が入ってるのは仕方ないのかな…ゲームバランスに影響するようなあからさまな修正*2はないし。


アホな演出やら真面目な展開やらもふんだんに取り入れられてて、ずっと同じ世界にいても飽きないんだよね。
昨年Fallout4が発売された時に話題になった理由が今頃わかったよ(苦笑)。
海外で「このゲームのせいで現実の生活がおざなりになった」と訴訟を起こしたアホがいたけど、気持ちはわからんではない。
一度やり始めると、片っ端からクエストこなして世界を回りたくなってしまう…気付いたら平気で数時間経ってたり。
約30時間プレイして二回フリーズしたけど、そのおかげでプレイを中断するきっかけになったという利点にw


現実世界に戻ってこないと、録画した映画(現時点で60本)でレコーダがパンクしそうなので…善処します。

映画「たまこラブストーリー」鑑賞

TVアニメ「たまこまーけっと」の続編であり劇場版アニメ。TVと同じくたまこ役は州崎綾、監督は山田尚子
監督は「けいおん!」シリーズ(TV版・劇場版)もやってるんだな、京アニ*3の稼ぎ頭ですのう。


感想:安心の非日常。
何だろうなぁ、同じほのぼの日常系統のはずなんだけど「けいおん!」は全然ハマらなかったのに対し
たまこシリーズは微笑ましく観ていられるというか、あの現実社会ではあり得ないほのぼのさに傾倒できる。
普段の生活に嫌気が差しているんだろうか、俺w


ただこののんびり感とキャラクターの純粋な心情にぐにゃぐにゃしながら観てしまうので、劇場で観るには向かないのでは…
家で一人でくねくねしながら、床をのたうち回って赤面して観るのが楽しいんじゃないかなと。俺だけか!?
ま、まぁそういう楽しみ方もあるってことで…

映画「ワールド・ウォーZ」鑑賞

ブラッド・ピット主演、マーク・フォースター監督のゾンビ映画。いや、正確にはゾンビじゃないんだが…
「28日後…」とかと同じように、感染者が全力疾走で襲ってくるタイプのやつです。
原題も"World War Z"なのでまんまなんだけど、原題に込められた「世界大戦」のミーニングはカタカナだとさっぱりだな。


感想:ゾンビ映画じゃなくディザスター映画。
この手の作品なのにグロ映像が全然ないので、全年齢で公開されてたんですな。家族揃って観られるゾンビ映画
とにかく感染力が早いせいで(噛みつきから12秒)物凄い早さで増殖していくので、ゾンビの数が多すぎて、人々を襲っていく映像が津波に飲み込まれる都市を描いているように見えてしまうという…
まぁあの早さと量じゃ絶望以外の何物でもないな。


前半・中盤と怒濤の勢いで攻めてくるゾンビを描いてたのに、終盤で途端にバイオハザード(ゲームの一作目)化w
いやいや、やるなら順番逆だろと。何か調べてみたら、本当は最後に大戦争の展開(撮影も終わってた)だったのに制作側で揉めて追加シーンを取り直したら予算が限られてたというオチ…それであんな堂々とペプシ飲んでたのかよw


観てて「えー!」と突っ込みたくなる部分もあるし、舞台裏を知っちゃうとアレだなという気もするけど、まぁまぁ楽しめたかな。
終盤の通過シーンのカメラワークが実に絶妙で、思わず観てるこっちが顔を引っ込めたくなるタイミングの演出で最高でした。
ただ従来のゾンビモノを期待するとしっぺ返しをくうので、ディザスター映画として心構えしてから観ましょう。

*1:とはいえ強い奴もちゃんといる

*2:「ゴッド・オブ・ウォー」はそのせいでキツかった

*3:京都アニメーション