災害

最近は一日一回ダライアスをプレイする日々が続いております。エクストラバージョンで設定をイージーにはしているけど、残機数はデフォルトの3でノーコンティニュークリアを目指そうと。
最初のうちはザリガニでよく敗退していたんだが、こないだようやくラストの亀まで辿り着いた…が、アームが無く即行で終わってしまったorz
しかしラスボスのBGMがようやく聴けたのでテンションは上がった!アーケードアーカイブスの素晴らしいサウンドシステムで、名曲揃いのダライアスがプレイできるという幸せを噛みしめながらプレイしています。30年前のゲームが今もこうして楽しめるなんて、本当に良い時代になったな!
ちなみにダライアスが気に入ったので「グラディウス」「沙羅曼蛇」あたりも買ってしまった。最新機がレゲー専用機になりつつあるw


PSN*1のサービスに、PSPlusという月額約500円の有料会員システムがあります。
PS4に関しては、このPlusに加入しないとオンライン対戦ができない(PS3は無料会員で可能)というのがあるんですが、俺はPS4でオンライン対戦はほとんどやらないから別にいいかなと思っていたんですが、今月は東京ゲームショウが開催されるので、その記念セールとしてPlus会員なら最大66%オフでDLソフトが購入できるというイベントをやってるんですな。


以前からダライアスバーストを買おうとは思ってたんだけど、さすがに定価7000円オーバーはなかなか痛いので躊躇していました…が、今回のイベントで無料会員でも30%オフ、有料なら60%オフってことで思い切って有料会員になっちまいました。そしてダラバー購入。
入会して改めて気付いたが、ネット対戦とかデータバックアップとかのサービスだけじゃなく、毎月特定のソフト*2が無料でDL出来るのを忘れてた。これが思ったよりも太っ腹で、てっきりその月だけかと思ったら一度DLしたらずっとプレイ可能なのね。
ちなみに今月は「ブレイブルー クロノファンタズマ」「よるのないくに」「風ノ旅ビト」「ヴァンパイアリザレクション」「スネークボール」だった。これ全部(ハード問わず)無料で貰えるのか…何だよ、それ知ってたらサービス当初からずっと有料会員やってたわ。


…はっ!?気付いたら映画観る時間がまたしても削られてるYO!ぐぬぬ時間が…時間が足りぬ…


新型PS4が来週発売になるようなので(上位互換のProは11月)、アーケードアーカイブスが気になるオールドゲーマーは買って損はないと思いますよ。
え、年末にはガレッガが出るだと!!ダライアスの良心価格と比べると割高感は否めないけど、俺は普通に買ってしまいそうです。

映画「シン・ゴジラ」鑑賞

長谷川博己主演、庵野秀明監督、現在大ヒット中のゴジラシリーズ最新作。日本版では初のフルCGゴジラだそうで。
怪獣映画なら爆音だろということで、立川シネマシティによる爆音上映で観て参りました。そうそう、来月はあの「パシフィック・リム」も爆音上映をやるそうなので期待だ。


感想:怪獣映画じゃなくて会議映画だった。
最初から最後まで台詞尽くしw ここまで片っ端から早口で喋りまくってる邦画ってそうそうないんじゃないか?タランティーノも舌を巻くぞこれは。
あ、これ言っておきますが完全に褒め言葉ですから。言葉の渦に飲み込まれていく楽しさと言ったら大げさだろうか…ともかくそれが面白い。
実際のところ、現代の日本において巨大不明生物が出現したら、対応の早さ云々より前にすぐに会議で責任のなすりつけ合いをしたがりそうだな、というブラックユーモアが全面に押し出されてます。これはハリウッドや他の国からは出てこない、邦画じゃないと描けない部分だろうな。


日本版インデペンデンス・デイという表現がしっくりきます。正体不明の宇宙人に襲撃された米国政府が対応するID4に対し、正体不明の巨大生物に襲撃された日本政府がどう対応するか、という非常に対極を描いてる感があって素晴らしいですね。「リサージェンス」のぶっ壊しっぷりは大好きだけど、映画作品としてはこっちの方がはるかに傑作。
日本政府の対応に苛つくであろう諸外国の人間がこれを観てどう評価するかはわかりませんが、日本人なら理解出来る面白さだと思います。
東日本大震災の時もこういう会議やら裏で色々と動いてたんだろうなと思うとまた興味深い。


そしてゴジラの圧倒的恐怖感。シリーズ中最大の大きさなのに加え、攻撃力の高さ、そして人類の攻撃の通用しなさ。
東京に出現してるだけなのに、最早人類が絶望的なんじゃないかと思える描き方は凄い。そりゃ日本なら米軍に頼るだろうよw
演出でお馬鹿な部分は所々に詰め込んであるけど、ほぼ全編リアル志向で進む上にCGレベルが高いので、いわゆる平成ゴジラのような荒唐無稽さは感じられず、最後までシリアスに楽しめます。
ゴジラシリーズにおいて、この作品は革命的な一本と断言していいんじゃないかな?おちゃらけたイメージでジリ貧だったアメコミ映画市場をリアル路線で大復活させた「ダークナイト」のような、起死回生の作品として文句ないかと。


庵野秀明が監督してるだけあって、随所にエヴァっぽさが散りばめられてる…というかほぼエヴァだろとw 音楽や構図、演出なんか挙げていったらキリがないと思う位。加えて独特なカメラワークとかも面白かったなぁ、ヲタク監督のことだから過去の色々な作品をオマージュしてたりするんだろうけど、俺は全然わかりません。でも面白いのは確か。


ちなみに爆音上映に関しては、ゴジラの足音などは当然ながら、自衛隊の戦車部隊が砲撃・疾走する辺りが素晴らしかったです。なるほど…ガルパンが爆音上映する理由がわかった気がするぞw
あと、俺の場合はたまたまシネマシティの常連だし極爆だったというのもあるけど、この作品に関しては「立川」で観ることに意義があったな、と思ったり。


何度でも楽しめそうな作品だと思いますが、未見の人は劇場で観ておくことをお勧めします。「えー、ゴジラぁ!?」と拒否反応を示す人もいると思うけど、俺も観るまでは割と半信半疑でした。大人の鑑賞に耐えうる完成度の高い怪獣映画なんてのは本当に少ないので、テレビやレンタルなどではなく劇場の大スクリーンで「シン・ゴジラ」を観ておかないと後悔すると思います。可能なら立川でw