弥生

気がついたら2月が終わっていた…1月はプライベートが忙しくてあっという間に過ぎ去ったものの2月は落ち着いて過ごせるかと思ったら、予想外に仕事が忙しくてやっぱり気がついたら過ぎ去っていた。
最近は何事にもやる気が湧かなくて(一応ダイエットは成功したので継続中だが)あまり生活が楽しくないんだけど、とりあえず無事に生活はしています。


ゲーム「レゴシティ アンダーカバー」クリアしました。オープンワールドの隅々まで作り込まれたレゴの街、車やバイクで走り回ったり壊しては組み立てて謎を解き、色々な職業でさまざまなアクションによって活動エリアが広がる。本編のストーリーは当然ながら、通りすがりのキャラの台詞までしっかり日本語吹替があり(いわゆるアメリカンジョークについていけず苦笑しつつも)色々なところまで調べたくなってしまう。


これだけの膨大な作り込みだけあってエンドロールの長さも尋常じゃなかったが(大作映画並み)そうなるのも納得の出来。レゴシリーズは他にもマーベルだったりスターウォーズだったり様々なゲームが出てるけど、他の出来も凄そうだなと推測出来る完成度でした。
さすがに達成度100%を目指せるほど時間はないのでやり込みまではいかないが、やりたくなるのは間違いないゲームです。こんなの俺が学生の頃に出てたら延々やってただろうよw


ゲーム「ウォーキング・デッド シーズン2」もクリアしました。
ドラマ版がどんどんつまらなくなっていく(人気シリーズは延命の為に無駄に冗長になってしまうのが通例だが)のに対し、このゲーム版はシーズン1も2も中身が濃厚で無駄が無く、最初から最後まで面白かった!ことごとく選択肢で悩むゲームって楽しいですわ。悩んでる暇もなく決断しなければならないシーンばかりなので焦るんだけど、実際にこういう場面になったらのんびり考えるなんてできないので、自身のリアルな反応なんだろうな。


そして「ライフ イズ ストレンジ」のように、チャプター終了時に途中の重要な選択肢で何を選んだかが表示され、オンラインで他のプレイヤーが何を選んだかのパーセンテージも表示されるんだよね。あれ、こっち選んだのこんだけしかいないの?みたいに知れるのって面白い。
結果は半々に分かれることが多いけど、俺以外にも割と薄情な奴が多いなとか思ったりw


向こうではシーズン3も発売されてるんだけど、日本はまだなんだよなぁ…これは続編やりたいよ。

映画「トライアングル」鑑賞

メリッサ・ジョージ主演、クリストファー・スミス監督のスリラー作品。
主演女優も監督も全く知らないこの作品、良くできてると一部で評判だったので気になってたんですが、先日Amazonプライムで見られるようになったので観てみました。


感想:映画は脚本が命。
有名俳優や監督だったりCGだったり続編だったりと色々売りにする部分が多い映画という媒体ですが、そんな売りの部分がなくてもよく出来てるんだこれ!やっぱ脚本さえしっかりしてれば楽しめるんだなぁと改めて感じましたがな。


ジャンルとして一言で言ってしまえばループ物なんだが、傑作「バタフライ・エフェクト」のようなものとはまた一味違った切り口というか展開になっていて、観てるこっちは「これどうなってんだ?どうなるんだ?」とグイグイ引き込まれ、最後にはしっかり綺麗にまとまってるという。いや〜観終わって思わず感嘆の息が漏れてしまったよ。…いや、人によっては全然すっきりしないんだろうけどw

映画「ハドソン川の奇跡」鑑賞

トム・ハンクス主演、クリント・イーストウッド監督の、2009年に実際に起きたUSエアウェイズ1549便不時着水事故を描いた作品。
原題は"Sully"、この奇跡の不時着水を成功させた機長「チェズレイ・サレンバーガー」の愛称です。それをタイトルにするってのも凄いなw
現在公開中のイーストウッド監督作品「15時17分、パリ行き」も実際に起きた銃乱射事件の英雄を描いた作品だが、そっちは役者ではなくその実際に居合わせた本人が演じているという挑戦作になってます。すげーなイーストウッド御大。


感想:緊張感半端ない。
前半は事故後の様子を描いているんだけど、中盤で事故の回想シーンになるんだよね。結果は全員生還したというのがわかっているにも関わらず、トラブルが発生してから着水・救出されるまでの緊張感が凄まじくて息が詰まりそうになる。これ劇場で観てたら尚更そうだったんだろうな…
機長・副機長の判断と操縦が的確だったのも勿論だけど、CAが揃って乗客にアナウンスしてるシーンに泣きそうになってしまった。本人達だって悲鳴を上げたいくらい必死の状態だっただろうに、落ち着いて乗客の安全のために行動するという…プロとしても人間としても尊敬出来るわ。


96分という短い時間ながらも見応えのある濃厚な作品でした。オープニングからエンドロールに至るまで、ここまで観客を見入らせてくれる作品というのは実に素晴らしい…そして機長・スタッフ・救出に関わった全ての人々を称えたくなる事実。奇跡って本当にあるんだなと思わせてもらいました。
こうなると「15時17分、パリ行き」も観たくなってくるよな。今は「ブラックパンサー」「シェイプ・オブ・ウォーター」「スリー・ビルボード」など観たい作品がたくさん上映中なので困ったもんだ。「グレイテスト・ショーマン」も評判良いしなぁ、どうしたものやら。