肉弾

映画「エクスペンダブルズ」鑑賞

御存知シルベスター・スタローンを筆頭に、あの夢のキャストどもが勢揃いした男の中の男映画。
劇場で観る映画であんなにスカッとしたのは久しぶりな気がするなぁ、良くも悪くも80年代を突っ走った作品です。
銃撃、格闘、爆発、炎上など、男の大好きな要素が満載で胸焼けするほど。ストーリーとかこまけぇこたぁいいんだよ!


黄金期を知ってる世代だからこそ、スタローン・シュワ・ウィリスのスリーショットに涙ちょちょぎれるわけです。
相変わらず冴え渡るジェイソン・ステーサムのアクション、巨漢ドルフ・ラングレンVS小柄ジェット・リーのガチバトル、「男の教科書」スタローンと
「ナンパの参考書」ミッキー・ロークの盟友っぷり、そして躊躇無く女をぶん殴るストーンコールド(←本人が実際にDVで逮捕歴あるから笑えない)。
ストーンコールドが部下についてるなら、いっそラスボスはビンスにしても良かったのではw


作品自体が大変お腹一杯になる素晴らしい出来で満足だったわけですが(一般的に映画作品としてどうだとか聞いちゃ駄目だゾ)
パンフレットがまた素晴らしく濃い内容で…キャストやストーリーの紹介、インタビュー位は当然なわけですが
「マッチョ系アクション映画の起源」とかのコラム、はては「知られざる邦題墓場」と称して没になった邦題が大量に紹介されてたり。
邦題として【ストロングアーミー】とか【七人の傭兵】【アストロ傭兵団】あたりはまだわからなくもないが
【エクスペンダブルズ/震える肉体の叫び】【シル★スタ オールスター】【マッスル・チャンポン/地獄のおしおき】って、爆進しすぎだろw


こんな愉快な内容てんこ盛りのパンフが800円とは超お買い得ですので、映画観たら絶対買うべし。
そのパンフ内で紹介されてましたが、スタローンは「続編を作るならウィリスを悪役で」と決めてるそうです。超見たすぎるw

映画「リミット」鑑賞

あまり知名度が高くない(というか上映館が少ない)ですが、こちらの作品
主人公の男が棺桶内で生き埋めにされた状態で、携帯電話とライターを頼りに脱出を試みる映画です。
原題は「BURIED」、文字通り「生き埋め」で邦題にすりゃいいのに。


SAWしかりフォーン・ブースしかり、最初からいきなり限定された状況下に置かれる作品は「これどうするんだろう!?」「俺ならこうかな」
みたいな感じで感情移入するのが楽しいので、俺は非常に好きな演出なんだよな。…いや、実際になりたくはありませんがw
生き埋めで真っ先に出てくるイメージはユマ・サーマンなんだが(映画「キル・ビル」より)、場所もわからず生き埋めにされた状態では
実際問題、脱出も救出も極めて困難だな。絶望的すぎる………だがそれがいい!←慶次


あちこちに携帯で連絡して必死に助けを求めるわけですが、どうなるかは劇場にて。
ちなみにこの作品、色々な解釈の仕方があって鑑賞後も実に面白い。是非鑑賞した人と色々語らい合いたいです。