度胸

会社で主任から「リー君を見るといつも、両手を広げて立ってバイクに乗ってる姿を思い出すんだよねェ」とか言われた。
主任、俺はそもそもバイクの免許はありませんし、ジェイソン・ステーサムみたいに男前ではありませんし、アドレナリンは必要ありませんw

ちなみに3月5日(月)21時、BSジャパンにて「アドレナリン」放送予定ですので、BS映る人は必ず観るよーに。映らない人は借りて観るよーに。

映画「デス・リベンジ」鑑賞

ジェイソン・ステーサム主演、剣と魔法のファンタジー作品です。割と都会的なイメージの(?)ステーサムが剣と魔法の世界にいるのは珍しい…
原題は"In the Name of the King:A Dungeon Siege Tale"、ゲーム「ダンジョン・シージ」の実写映画版なのね。邦題が全然違うから知らなかった。
というか元々ダンジョン・シージをやったことがないな、俺(^_^;)


感想:げんなり。
相変わらず素晴らしいステーサムの肉体美は実に剣アクションが映えるんだけど、見所が本当にそこだけというか…途中で寝ました。
原作のゲームをやってたら、感想は違ってたのかな…いや、でもストーリーも演出もこれといって目新しさはなかったしなぁ。微妙だ。
バート・レイノルズが国王役で出てたんだけど、どうしても"お前は男のカーナビ「スタローン」じゃないか…"が脳内で再生されてしまう罠。

完全にテレ東脳、というか木曜洋画脳です。


ちなみにこの作品、ラジー賞にノミネートされてました。道理で。

映画「スラムドッグ$ミリオネア」鑑賞

ダニー・ボイル監督のアカデミー賞受賞作ですな。インド版「クイズ・ミリオネア」で賞金を獲得したスラム街出身の若者の物語。
向こうのミリオネアもシステムや画面の演出、SEなんかも全く同じなんだな…って、日本が本家イギリスのやつに忠実だっただけか。


感想:濃い。
いや何が濃いって、日本でもインドでもミリオネアの司会者は濃い顔なんだなと。そして邪悪w
24のシーズン8では真っ直ぐな大統領を演じてた俳優なんですが、まさか"みの"のポジションに入ってくるとは←インドだから関係ないだろ


ストーリーとしては、超貧困スラム街出身でまともに教育も受けてない若者が、ことごとくクイズに正解して賞金を獲得したのは
イカサマがあったからだろうと嫌疑をかけられる(というか拷問される)ところから始まるんですな。
胸糞悪いスタートなわけですが、途中の流れ(若者の生い立ち)も胸糞悪いことだらけで、観てていたたまれなくなってきます。


といっても「ミリオンダラー・ベイビー」とか「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほどに滅入ってくるレベルではないので
そこまで暗いわけではありませんが、華やかなクイズ番組と社会の暗部の対比が皮肉になってる作品、ってところかな。
巨万の富を得るに至るまでには、凄まじい代償を払う過去があったと。少なくとも純粋な娯楽作品ではないのは確かだけど、面白かったです。