虚心

有休の更新前日だったので、無くなる前に使っちまえとばかりに休んでやりました。仕事は山積みなんだけど、とりあえず
前日までと明け後にガッツリ残業して、他の人に迷惑がかからない程度に処理するので大丈夫…だと思いたい。
丸一日休みなので映画を一本観て、その後何の目的も予定もなくフラッと大月まで行ってみた。

本当にただ行ってブラブラ歩いて帰ってきただけです。普段乗ってる中央線で、窓から見える景色が段々と緑豊かな風景に変わってくるのを
のんびり楽しみ、現地に着いたら何も考えずにボケーッと散歩するだけ。目的もなくただ行って帰ってくるとか、休暇の過ごし方が人生と同じだなw
ちなみに以前(7月)に有休取得した際も全く同じで、中央線に乗って奥多摩まで行って帰ってきたんですけどねw


その後、新婚の友人宅にお邪魔して、友人が調理してる中Kinectで一人ジタバタしてるという始末。いや〜Kinectの認識能力って凄い。
正にリアル「マイノリティ・リポート」。友人も言ってたが、下半身や前後の動きもあるので、Wiiよりもカロリー消費にはもってこいだ。

映画「おくりびと」鑑賞

本木雅弘主演でモントリオール映画祭のグランプリを獲得して話題になった作品。納棺師という、あまり聞き慣れない職業を描いています。
てっきり葬儀屋を描いた作品かと思ってたんだが、この作品を観て「納棺師」というのは「葬儀屋」と全然違うものだと認識しました。


感想:ハリウッドよ、これが日本映画だ。
いやはや、どっかの踊ったり海ったりする作品よりもよっぽど世界に誇れる邦画じゃないか、これ。
遺体を清め、着替えさせて顔剃りや化粧を施して棺に納めるまでを、これほど手際よく、かつ荘厳に行うという職業があることを
初めて知ったんだけど、数ある死者への儀式の中でも恐らく日本ならではの文化だろう。そのシーンだけでも見入ってしまう。


モックンの演技は勿論、演奏も見事(に見えるけど演奏の演技らしい)。ヒロスエのセクシーシーンにドキドキしたり、笹野高史のキャラクターに
心地よさを感じたりと出演者が皆素晴らしい仕事っぷりで、演出も荘厳だったり愉快だったり申し分ない。NKエージェントてw


過去に地上波で放映済みだけど、その時に何で観てなかったんだろう俺。映画好きが聞いて呆れる。