熱望

テレ東「ヒットの復習」にて、みんゴルの紹介で特別に描かれていた唐橋女史のキャラが素晴らしい件について。

これ使えるならPS3の「みんゴル」買ってもいい。

ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」クリア

PSPで2010年に発売された、ミステリーADV(でいいのかな?)。主人公の高校生が入学した「希望ヶ峰学園」にいきなり閉じこめられ
誰にもバレないよう殺人をしないと脱出(卒業)できないという、生徒同士のコロシアイ学園生活を強いられる内容になっております。
ここ二週間ほどちまちまプレイしてたんだが(買ったのは数ヶ月前のBEST版発売時)ようやくクリアしました。ざなどぅ!


感想:抱腹絶倒。
いやコロシアイ云々じゃなく、それを強制してくる謎の学園長「モノクマ」の声が大山のぶ代なので、あまりにも悪のドラえもんっぷりに。
だって残虐な処刑を目の前にしてあの声で「ワックワクの、ドッキドキだよね!」「エクストリ〜ム〜!」ですよ、吹くだろ絶対w
まぁ発表当初から「悪のドラえもん」自体は話題になってたから注目しがちだけど、他のキャスト(特に女性陣)がまた豪華な上に
素晴らしい演技なんですよ。沢城みゆきを筆頭に、椎名へきる豊口めぐみ辺りにはもう脱帽するしかない。参りました。


ゲームのストーリーの盛り上げ方も実に良くできていて「次の展開はどうなるんだ」とやきもきしながら進めてしまう為に
睡眠時間が削られて困ってましたw ゲームで睡眠時間削るなんて久しぶりだよ、本当。
演出においては、殺人シーンで血の色が赤じゃなく蛍光ピンクってのが至極残念な感じだったけど(最初はダミーの演出かと思った)
UIはかゆいところに手が届く作りになっていて、いつでもセーブできるしシステム部分でイラつくことはほぼありませんでした。
強いて挙げれば、タイトル画面でデフォルトのカーソル位置が「LOAD GAME」になってないこと位かな。


難点はゲーム本編の「ノンストップ議論」と「クライマックス推理」。前者は何故こういう殺人が起こったか、という部分に関して議論する際
他の人の矛盾する台詞を言弾(証拠・証言)で撃ち抜いて論破するんだけど、やってるこっちはもう論理がわかってるのに、何の言弾で何の台詞を
撃ち抜くかがわかりにくいというか、制作者側のやって欲しい正解が見えにくい。推理自体は難しくないだけに、イラつくんだよね。


後者は事件の全貌を漫画に見立て、抜けてるコマを選択パーツから選んで埋めていくというものなんだけど
選択パーツのコマが小さくてわかりにくい…こっちはもう全容がわかってるんだから説明させろ、と言いたくなる。
矛盾を突くシステムとしては「逆転裁判」も同様だけど、アレは「わかってるのに進ませてくれない」ということは少なく洗練されてたな。


それでもこの「ダンガンロンパ」は面白いので、PSP持ってる人は体験版からでも是非。iOS版やAndroid版もありますよ!←スパイクの回し者か
続編の「スーパーダンガンロンパ2」もBESTになるのを待とうと思ってたんだけど、もう買っちゃおうかなw

映画「アメリカン・ギャングスター」鑑賞

1960年代後半から暗躍した麻薬組織のボス「フランク・ルーカス」を描いたノンフィクション、主演はデンゼル・ワシントン&ラッセル・クロウ。
あの「バーチュオシティ」以来の対決ですよ!ラッセル・クロウのプリケツとアキラハチマキ再び!←出てきません


感想:圧巻。
イタリアンマフィアが及ばないような強大な組織を(前ボスから継いだとはいえ)黒人が初めて築き上げたという実話にそもそも驚愕したわけですが
それを無駄なく描いた脚本と、ハリウッドでもトップクラスの演技力を誇る二人が主演ともなれば、安心の完成度になってるんですよ。
リドリー・スコット監督の手腕も相まって、見事な作品でした。


ギャング物の完成度で言えば「L.A.コンフィデンシャル」には及ばないかなという気はするが、なかなかどうして。
ラッセル・クロウはこういう一癖も二癖もある刑事役が似合う、あとプリケツとアキラハチマキ←もうそっとしといてやれよ

映画「ナイト&デイ」鑑賞

トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演、ひょんなことから組織に狙われるハメになったスパイと、それに巻き込まれた一般人の話。
M:Iシリーズでスパイ役はお手の物のトム・クルーズ、設定としてはちょっと前に観た「キス&キル」に近いものがありますかね。


感想:突き抜けお馬鹿最高。
キス&キルと比べたのは超失礼だった、あんなのとは比べものにならない程エンタテイメント性が抜群の愉快な作品でした。
これだよ、ツッコミ部分が多々あっても演出やキャラが面白ければ無問題で楽しめるってのはこういうことなんです。


M:Iよろしく全力疾走するトムに、チャリエンと全く違いワーキャー叫びながらサブマシンガンをぶっ放すディアスの図。
アクションも予算ぶっ込んでガッツリ作り込んであるし、頭空っぽにして笑いながら楽しむのが正しい見方です。
いつもこんなのばかりだとアレだが、こういう作品も間違いなく必要だ。スッキリ爽快でした!