脹脛

テコンドーの組手でふくらはぎを踵で蹴られて悶絶。体重をかける度に痛みが…まだ足先も全然治ってないというのに。
年齢と共に自然治癒能力が落ちてきているというのに、一体いつになったらこれらが治るのやら。

映画「柔術〜JU-JITU」鑑賞

映画というかVシネですな。和製ドラゴンこと倉田保昭プロデュース、文字通り柔術を題材とした作品。
出演は坂井良平、宮本親臣、易楠、中村浩二、永井正浩、伊吹剛…倉田保昭以外の出演者を誰も知らない(^_^;)


感想:アクションはバッチリ。
このテの作品はそれが目的で観るわけだから、それでいいと言えばいいんですが…いかんせん柔術だから地味なんだよなw
それでも実戦的に極めたらすぐに終わってしまうので、色々な技を見せるために極めては振り解き極めては振り解きを繰り返し
という演出で見せてたのは良い手法かと。帯や道着を使って締めるとか、総合的な技術演出も見どころ。
倉田保昭が立ってる相手の肩に駆け上がって腕を極めるとか面白すぎたw


ストーリーは…昭和中期の作品ならあまり違和感なかったんだろうけど、制作が2010年なんだよなこれw
伝説の柔術家(倉田)が保持しているとされる御免状を狙い、悪の空手家(?)が率いる覇龍会が道場(無名道場)を狙うという話で
道場を狙ってカポエィラの達人を送り込んできたり、娘を誘拐した挙句空手家のクセに拳銃を取り出すという無茶苦茶な展開に。
脚本に加えて演技に関しては全員が素人レベルなので、アクションだけを純粋に楽しみましょう。


しかしこの撮影の時点で倉田保昭は63歳…それであの動きは本当に化け物レベルだわw 正に伝説の柔術家として相応しい配役。
日本版「ベスト・キッド」を作るなら、師匠はこの人で決まり…いや、見た目も普通に強そうだからイメージとしては合わないかw

映画「ソルト」鑑賞

アンジェリーナ・ジョリー主演、CIA局員がロシアスパイの嫌疑をかけられ、逃走をしつつ任務を遂行するというスパイアクション物。
何気に脚本にカート・ウィマー(「リベリオン」の監督)が関わってました。


感想:女版ジェイソン・ボーン。
元々トム・クルーズが演じる予定だったらしいこの作品、無敵レベルのスパイって時点でM:Iシリーズやボーン・トリロジーを連想するんだけど
女性が演じるとなると、トゥームレイダーのアンジーかバイオのミラって辺りに落ち着くのは自明の理というか。
ただあまりにもアンジー無双過ぎて(局員や部隊が弱い)苦笑いという感じになっちゃってたかなぁ。トンデモなジェットコースターアクションとか
どんでん返しの脚本はいいんだけど、細部の説得力がないので「オイオイ」と突っ込みたくなる部分が多く、総じて観るとまぁ普通の出来。
及第点にはしっかり達してるので問題はないんですけどもね。アツさを感じる部分が足りてないので惜しい!って感じか。


これを蹴って「ナイト&デイ」に出たトムは正解だったな。あっちの方が馬鹿度が突っ走ってるので爽快に楽しめました。

映画「スーパー!」鑑賞

レイン・ウィルソン主演(←知らない)、冴えない男が唯一相愛になった妻が別の男になびいてしまい、取り戻そうという恨みが爆発し
正義に目覚めたコスプレヒーローとして凶器を振り回し悪を退治するというもの。上手く文章にしにくいな…
明らかに低予算映画なんだけど、何気にリブ・タイラーとかケビン・ベーコンとか豪華な所が出ていたりして驚き。


感想:シャラップ、クライム!
プロットとしては「キック・アス」をイメージするけど、アレよりもはるかにブラックですw 同じお手製ヒーロー物としてはこちらに軍配を上げたい。
まさかアレを超えるグロがてんこ盛りな上に、思いっきり「タクシードライバー」のデ・ニーロよろしく鏡に向かって語りかけてたり
ウォッチメン」のロールシャッハよろしく正義にとことんまっしぐらだったり(むしろロールシャッハの方がまだ優しいのではw)
ハッキリ言って引く位の暴力描写と突っ込みどころが見られるわけですが、これを見事なブラックジョークとして賞賛できる余裕が欲しいものです。
実際に正義を実行しようとすると気持ち悪い程の暴力になる、という事がアンチテーゼでありリアリティであるという、深い意味が込められてる。


でも何だかんだ言って、正義万歳であると思うわけです。


エロもあるしグロは強烈なんで(確か劇場はR16指定だった気がする)女性には全く薦められない作品なんだが
これを笑いながら観られる人は俺と映画の相性が合うと思います。残念ながらw
正義に反する重大な行為(例:列の割り込み)は決してしないよーに。さて、レンチでも買いに行くか←やめとけ