復活

GWも半分を過ぎたというのに、やったことと言えばクロストレーニングと劇場映画鑑賞、友人と飲みくらいか。
あれ、部屋の片付けはどこにいった…?

映画「HK/変態仮面」鑑賞

御存知(?)パンティを被って、肩まで上げたブリーフに網タイツという姿で悪党に股間を押しつけるド変態が、善良なる市民を救うという
過去に週刊少年ジャンプで連載していた漫画を何故か今更実写映画化したもの。上映館が少なく、また新宿バルト9まで行ってきました。
そもそもそんなに観客動員を見込んでなかった為にパンフも制作されていないという…蓋を開けてみたら当初予想の10倍の客数で
海外でも大人気、台湾なんか日本より上映劇場数が多い上にラッピングバスが120台も走ったとか。マジかw


感想:ハリウッドよ、これが日本のヒーローだ。
冒頭からまんまマーヴル映画のパロディ演出で吹き出しました。冒頭だけじゃなく、戦闘やアクション、苦悩の演出など
思いっきりスパイダーマン等のオマージュ(だよな?)で、数々のマーヴル映画を堪能してる俺としては愉快極まりない。
ちなみに監督が福田雄一なので、ムロツヨシ木南晴夏佐藤二朗という、どこかで見たキャストが…山田孝之はどうしたw


しかし何より、鈴木亮平の役者魂に驚愕。肉体美といいポーズといい、もうどこからどう見ても100%漫画の変態仮面の再現ですよ。
主演が決まってから、この作品のためだけに肉体改造を一年間敢行したというから驚き。本人曰く「もう鶏肉は見たくもない」そうでw
小栗旬が彼をごり押しした理由がよくわかります、CGとかメイクに頼らない肉体美と完璧なポージング、これぞ役者魂。チャンベールもビックリだ。
…と言ってもさすがに撮影時はアクションの激しさに「おいなりさん」がポロリすることもあり、影やCG処理の部分はあるらしいですが。


あと敵対する安田顕の演技もまた見事です。登場直後で格好も普通、まだ何もしてないのに変態臭が漂ってくるのは何故w
作品として最後のギミックは蛇足かなと思ったけど、まぁ許容範囲だろうと。
是非とも劇場で観客みんなで吹き出して頂きたい作品です。地獄のタイトロープに悶絶せよ!!

映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」鑑賞

レオナルド・ディカプリオ、ダニエル・デイ=ルイス主演、19世紀初頭のニューヨークを舞台に繰り広げられるギャングと移民達の
闘いを描いた(でいいのかな?)作品。実在のギャングをモチーフとした同名の小説が元ですが、史実ではありません。


感想:あれ、リーアム・ニーソン?
いやあまりにも序盤で出番が終わっちまったんでw 対して作品自体が167分と長尺映画だったので、さすがに疲れたなと。
ギャング映画は数多くある上に親父の敵がどーのこーのというよくある話だけに、俺としてはあまりピンと来なかった作品かな…
もう10年以上前の映画なので、ある程度はさっ引いて鑑賞すべきなんだろうけど、も少し捻りというか唸る部分が欲しかった。