改革

都知事選に細川護煕が出るだと…75にもなって今更出てくんなよな。
ホント、政策じゃなく知名度さえ高ければいいのかよって感じ。青島幸男みたいに政党不信が反映された無党派ならともかく
ただの首相経験者ってだけだろ。どーせまた途中でいきなり辞めちまったりするんだろうから、おとなしく茶でも立ててろ。


じゃあ誰が都知事にいいのかって言われると困るんだが、そこが現在の政治における最大の問題点なんだよな。
漫画「沈黙の艦隊」のような、本気でアツい投票をしたくなる政治家は出てこないのか。
いや、だからってセガールに出てこられてもなw 沈黙の政治か。

映画「孤高のメス」鑑賞

堤真一主演の医療映画。観終わってから知ったんだが、「メスよ輝け!!」という漫画を実写化したものなのね。
監督は成島出、この作品の次に「八日目の蝉」を撮ってます。「山本五十六」「草原の椅子」など重厚な作風が多いのかな。


感想:余貴美子の熱演ここにあり。
シリアスな医療系作品は演じるのが割と一辺倒になりがちなんだが、この作品の役者はどれも素晴らしい演技だった。
中でも特に余貴美子の役は、あらゆる感情表現を見せなければならない本当に難しい役所だったと思うんだけど
見事なまでに演じきってました。グイグイ引き込まれる、心揺さぶる演技っていうのは、こういうものなのかな。
堤真一夏川結衣は勿論、柄本明の存在感、そして生瀬勝久の悪役っぷりw


作品自体は現代の医療が抱えている様々な問題(医師不足、病院の経営、患者のたらい回し、臓器移植、脳死判定etc…)を
色々と描いてるんだけど、後半はさすがにご都合主義というか、そんな上手いこといかんだろうとは素人目でも思います。
そもそも堤真一演じる当麻医師がMr.パーフェクトすぎるし、悪役以外は理解ある人ばかり集まってるというか。
おそらく原作では他の部分も描かれてるんだろうけど、それを詰め込んだらとても126分じゃ収まらないだろうしな。


手術シーンは順天堂大学医学部の医療チームが監修をしているのもあって、超リアル…と言っても素人の俺目線ですがw
某作品の織田裕二のように、心臓マッサージでダブルナックルハンマー決めたりしてません←基準がそれか
しかし一番の問題のシーンはこれだ!

何飲んでるんだ五郎ちゃん!←違います