心機

いつの間にやら四月突入で消費税増税、久しぶりに定時で上がったらまだ外が明るいでやんの。
ダラダラ生きててもせわしなく生きてても、歳を重ねると時の早さを実感します。


会社においては人事異動の季節、ウチの職場でも事務を担当していた退職者と替わる女性社員が転属してきました。
「ザ・秘書!」みたいな感じの眼鏡っ娘さんが俺の真向かいの席になったもんだから、正直落ち着かないんすけどw
見た目は仕事バリバリこなしそうな人なんだが…前任者が出来る人だったので、同等レベルを期待したいところ。

漫画「ハイスコアガール」1〜5巻 読了

自身がコアなゲーマーである押切蓮介が描いている、文字通りゲーマー少女とゲーマー少年の物語。
会社の若いヲタク社員から「これリーさんならドストライクだと思いますよ」と薦められ、貸してもらいましたw
同作者の過去作「ピコピコ少年」は雑誌"CONTINUE"に連載してたので読んでたが、この作品は未見でした。
友人もハマってて興味はあったので、丁度良い機会かなと。


感想:限りなく俺向きだった。
1991年、ストIIで対戦してる所から始まる辺りは割とストレート(とはいえ連勝を続けてるザンギ少女に待ちガイルで挑む
主人公の構図はひねくれてる)だが、FC→SFCの王道ではなくPCEの「THE 功夫」や「カトケン」について力説し
PSではなくSSの道を選ぶ辺りなんか吹かずにはいられない…まぁ俺は何だかんだで全部の道を歩んでますけどw
唯一違うのは、ゲーマーの周辺に女なんかいねーってことです。


主人公の心を揺さぶる別の自らの声としてゲームキャラがモノローグしてくるのが実に愉快。
ウジウジしてる主人公に「行け」と語りかけるのはいいが「そして頼朝をうて」じゃねぇw


モータルのライデンの必殺技は何て叫んでるかを議論する漫画なんて初めて見たぞ。

ちなみに俺は「タモさーん!」「ケリババヘー」としか聞こえません。


真サムのズィーガーとか、昔からの格ゲーマーしかわからんよな…ヒ、ヒマンゲ!

昇りツバメとか注釈無しで載せてるこの漫画はすげーわw


チラッと採り上げるタイトルにマイナー作が入るのが、ゲームマニアを思わずニヤリとさせます。
桃太郎活劇」「キャメルトライ」「ピストル大名の冒険」「カダッシュ」「悟空伝説」って、どんなチョイスだw
功夫老師」が出たのは笑ったなぁ…当時ゲーセンで響いてたんだ、「これ、そこのアンタ、アンタじゃよ!」の声。


一つ気になったのが、ヴァンパイアのビシャモンの必殺技「辻疾風」が「つじしっぷう」というルビだったこと。
「つじはやて」ですがな。他で「確かみてみろ!」とかメスト誤植を意図的にやってるのに、これはちょっとなー。


うーむ、オッサンゲーマーとして色々挙げてしまったが、世代でマニアなら間違いなく笑えます。
またアキバにスプラッターハウスをやりに行きたくなってきたw