年輪

奈良の旅の続きを書きながら、録画しといた「みうらじゅん安齋肇ゆるキャラに負けない!」を観てたら
ゲストが王寺町の雪丸だったw 全くの偶然とはいえ、とんでもねー確率だな。


で、続き。すっかり様変わりしたJR奈良駅に驚きつつ…

もちいどのセンター街でフラッと入った喫茶店でトーストとコーヒーのモーニングセットなんぞを。
会計の時に笑顔で「おおきに〜」と言われたのが実に心地良い。


気持ち悪いでお馴染みせんとくんや、まんとくんもちゃんといました。


せっかく奈良に来たことだし、大仏でも拝みに行くかなーと東大寺へ向かう。
よくよく考えたら奈良に住んでる間は一度も行ったことがなく、中学校(埼玉)の修学旅行以来
だからかれこれ25年ぶり位になるのか…うーむ時の流れは恐ろしい。

この標識もならでは、という感じ。俺は極上パロディウスを思い出してしまうがw


で、東大寺近くの奈良国立博物館では

鎌倉仏像展をやってたという。何でやねん!と思わずツッコミつつ。


大仏様と同じ大きさの手も展示してあった。

つい猛虎ジュースを思い出してしまうオッサンゲーマーです。


大仏様を拝み、激写。

正面の写真なんて山ほどあるだろうから、背面を。


修学旅行生や海外旅行の観光客がわんさかいたので、持っていった3DSが実に役に立ちました。
東京駅とかに毎回陣取ってれば別だが、スペインやカナダの人とは普段そうそうすれ違い通信できませんよw


大阪ではトンテキ定食のレギュラーサイズ(200g)を食べてご満悦。

俺の後から入ってきた熟年男性(60過ぎ?)が二人とも単品でメガトンテキ(250g×2枚)を注文してて驚愕。
定食じゃなく単品メガの注文が基本なのかこの店は(^_^;)


懐かしの旧友達との会食では、鶴橋風月にてお好み焼きに舌鼓。

いかんせんオッサンの集まりなので、まぁ昔話に花が咲く花が咲く。そして昔は一切しなかった健康の話なんかが
繰り広げられるわけです。やれ体を痛めただの病気が治りにくいだの健康法がどうだの。
自然なことなんだけど、健康面においてだけは歳は取りたくないもんです。


まだ少しあるんだが、残りは明日。
せっかくの「ゴールデンウィーク」なので、名前の通り*1映画も観ておかないとね。

映画「カラスの親指」鑑賞

阿部寛村上ショージ主演、同タイトルの推理小説が原作の劇場映画。2012年公開作品ですな。
何気に「あまちゃん」でブレイク前の能年玲奈がヒロイン役をやってて驚きました。


感想:予想外の村上ショージ
観る前はショージ兄やんが主演の一人ってどういうことだと思ってたわけですよ。詐欺師の話だっつーし
正直これ大丈夫か?と。阿部寛が主演してるけど、実際は割とおちゃらけた映画なのかな?と。
これが観終わったらとんでもない、実に後味の良いハートウォーミングな作品で「やられた!」と。
こういう裏切られ方は大歓迎、映画観ててこんな楽しいことはないです。


タイトルの意味も含め、作中に散らしてある細かい部分が拾われた時の気持ち良さ、能年ちゃんの可愛さ、
ショージ兄やんの安心する役所に阿部寛の安定感。キャラも脚本も魅力満載というのはたまらない。
さすがにこれだけちゃんと完成された作りの作品だけに「ドゥーン!」は入らなかったw


160分という長尺だけど、観てて全然疲れない。俺の好きな映画で長尺の作品は観てて疲れるんだけど
(重厚な作品で、考えたり見入ったりするのが深い為)これに関しては飽きも疲れもしなかった。
軽い作品というわけではないんだが、リラックスして観ててもしっかり物語が楽しめたんだよね。


全くノーマークの作品だったので、掘り出し物でした。チェックして良かったです。

*1:元々は映画業界の宣伝用語