差異

久しぶりの関西の地は実に楽しかったんだが、東京と違う部分として真っ先に挙がるのは駅のエスカレーターだろうか。関東は右空け、関西は左空けという慣習。
新大阪で降りて真っ先に実感したんだよね。「あぁ、そういやそうだったな」と思って右側に立つのは良いんだが、自分一人しか乗ってない場合は完全に忘れてて左側に立ってしまったり。
本当はエスカレーターの安全上、中央に乗るべきなんだけどな。


それと油断ならないのは、女性専用車両の違い。
関東では平日の朝のみ、先頭車両というのがJR・私鉄双方で統一されてる感じだが、関西だと休日まで終日3両目とかの中途半端な車両が女性専用車両になってるのを今回初めて知りました。知らずに乗った車両が4両目で、何気なく連結扉を見たら
「ここから先は女性専用車両」という表示があって初めて気付いたという。
関東の人間は知らずに乗る可能性が高いんじゃなかろうか。


まぁ専用車両と言ってもあくまで任意なので男性が乗るのは禁止というわけじゃないが、知らなかっただけなのに変な目で見られたりするのは、不愉快以外の何物でもないしな。


あとSuicaオートチャージJR西日本だと機能しませんでした。まぁこれは当然か。
Suica自体は使えるので、残高が足りなくなったら券売機でチャージできます。


ホームのアナウンスも微妙に違う感じ。電車が入ってくる注意アナウンスでは
関東:「白線の内側にお下がり下さい」
関西:「黄色い点字ブロックまでお下がり下さい」
という、文言の差異が。


鉄道だけでもこういった違いがあるので、生活においては他の部分でも色々とありそうだ。
こういう発見をするのも、なかなか面白いもんです。

映画「J・エドガー」鑑賞

レオナルド・ディカプリオ主演、クリント・イーストウッド監督、タイトル通りFBI初代長官であるジョン・エドガー・フーバーを描いた作品です。


感想:ディカプリオ&イーストウッドの妙技。
最近は本当に色々な役に挑戦するディカプリオ、爺さんディカプリオまでやっててイーストウッドは本当にジャンルを問わずいろんな映画を撮るなぁ…


正直なところフーバーについては、重度のレイシストであり、盗聴・不法侵入などで政治家や権力者達の秘密を握って地位と権力を築いたという知識しかなかったが、それまであまり取り入れられてなかった科学捜査を推進して事件の解決・逮捕率を上げたり捜査官に銃の所持や逮捕権を与えたりと、小さい組織に過ぎなかったFBIを飛躍させた手腕が描かれていて、勉強になりました。
女装癖や同性愛者だったのに、それらを犯罪者の温床として差別・弾圧するというのは、今も昔も変わらないなアメリカって国は。


この作品を観終わった後、実際のフーバーとその右腕のトルソンの写真を見たんだけど映画で演じてたディカプリオとアーミー・ハマーの二人とそっくりで笑った。
あんな再現度の高い演出だったのか…いやはや、脱帽ですわ。


全く関係ないけど、俺の好きな「エミネムさんが教えてくれるシリーズ」の新作が上がってた。
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すげーまともな事言ってるw