兵士

会社からの帰り、Tシャツにジーンズ姿の男女二人が仲良く歩いてるのと対向してたんだが、二人が着てた
Tシャツの柄、彼氏がワンピース、彼女がトップガンのロゴ。オイ逆だろ!とツッコミたくなるも、いやいや
これは彼女が「わかってらっしゃる」人なんだと自制。なかなか2014年にトップガンは選ばないだろうw
単なるトム・クルーズファンかもしれんが。

映画「12人の優しい日本人」鑑賞

タイトルからわかる通り、「十二人の怒れる男」のオマージュ作品。三谷幸喜脚本の舞台劇が元で
映画化されたもの。1991年の作品なので、まだ裁判員制度もない時代に描かれた陪審員モノですな。


感想:ジンジャエール
勿論あの大傑作があってこそのオマージュなわけですが、日本人らしさを取り入れて上手くアレンジしてある。
原作が有罪から始まるのに対し、こっちは無罪から始まるのがそもそも“らしさ”という感じかな。
登場人物はどいつもこいつもクセがあるというか、俺が好きになれないタイプの人間ばかりなんだけど
さすがに舞台の劇作家、そんなキャラ群の描く会話劇にどんどん引き込まれる。


そして観終わった後は原作と同じ、あれだけ散々強烈な討論をやりあった後なのに清涼感。
偉大な原作もオマージュもこれだけ面白いって、こんな作品に巡り会えて幸せだな本当。

映画「ウルヴァリン:SAMURAI」鑑賞

御存知X-MENのメンバーであるウルヴァリンのスピンオフ第二作。タイトルからわかる通り、日本が舞台です。
ちなみに原題は"The Wolverine"だから、サムライのサの字もありませんw


感想:こんなのシルバーサムライじゃねぇ!
トンデモ日本が描かれてるという噂は聞いていたが、まぁそんなのはエメリッヒ作品とかで耐性あるしとりあえずX-MENだし
こないだフューチャー&パスト観たし観とくかなと思ったらこれだ。ハラダが出てきた瞬間に「キター!」と期待したのに…
別に俺も原作に詳しいわけじゃないからアレだが、ウルヴァリンことヒュー・ジャックマンが観たいって人にしか薦めにくいなぁ。


まだ前作(X-MEN ZERO)の方がミュータント能力の戦いが見られて楽しかったよ。デッドプールはアレだけど。
真田広之がいるとはいえ女性が日本人モデルだけじゃ心許ないのか、ファムケ・ヤンセンが出まくってて笑った。
TAOとか福島リラとか言われても、俺はファッションモデルなんて全然知らないしな。五十路前でもジーンが良いです。


あ、一応ラストシーンがフューチャー&パストに続く演出ではありました。
あのシーンだけでテンションが上がっちまう俺も何だかなw