解除

あっという間に夏休みが終わってまた仕事の日々…結局休みらしい事つったらゴジラ観た位か。
まぁ五体満足で休みを過ごせたというだけでも幸運に思わないとな。

ゲーム「逆転裁判5」クリア

異議あり!」でおなじみ逆転裁判シリーズの最新作です。最新つっても発売から一年位経ってますがw
とりあえずシリーズは「逆転検事」「レイトン教授VS逆転裁判」以外はプレイしてるんで、安くなったこれならと。


感想:今作もオバチャンが出てこなかった。
マシンガントークと「カタカタカタカタ…」が売りの愉快キャラで好きだったのになぁ。
まぁそれは良いとして、前作に比べれば良くできた作品でした。ハードがDSから3DSに変わったのもあって
グラフィックがしっかりしてます。元々2Dのキャラがトゥーンシェーディングで立体化されて違和感がない。


脚本も登場キャラも前作より魅力的になってるし、シリーズ未プレイの人もすんなり入れるんじゃないかな。
ただ「異議あり」「黙りなァ」の頻度がちょっと高すぎるのが難。自分で捜査して突き出す時はいいけど
キャラ同士の台詞のやり取りで「異議あり」「異議あり」を繰り返して見せられ続けるのはクドい。
ここぞって時に使うから決め台詞なのになぁ…勿体ない。


クリアしてから知ったが、有料DLCで特別シナリオが一本あって、これがなかなか良い出来らしい。
ただこれアンロック式だから、発売までに間に合わなかったとか容量が足りなくてDLCにしたんじゃなくて
ソフト内にデータは入れてあるけど、解除キーに金払えっていうクソシステムなんだよな。
「追加要素を作りました」ならいいけど「追加で金出せば完成品になります」商法は大嫌いだ。


ソーシャルゲーの台頭でこういう弊害が起きてるんだよなぁ…余計「じゃあ中古でいいや」になると思わないのかね?

映画「バトル・オブ・ロサンゼルス」鑑賞

B級映画でお馴染みアサイラムの作品。「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のパクリオマージュ作品ですな。
勿論アレと比べたら予算のかけ方は天地の差なのは明白…まぁ監督・脚本・撮影・編集が全て一人だしw


感想:バトル・オブ・睡魔。
これほど脱力して映画観たの久しぶり…というか観ていて力が全く入れられなくなってくるぞ。
ちゃちいCGとか演技が棒とかは別にいいんだ、何やってるのか全然わからないまま突き進むのがもう。
いきなり宇宙人が襲ってきてMJ12が実在して過去に行方不明になった兵士が現代に現れて
パカッと割れて小型UFOになって日本刀を使うピチパツ姉ちゃんがUFOぶった切って…ふぅ。


とりあえず午後ローでやってて助かった、こんなのレンタルしてたら何もする気力がなくなるぞw

映画「真夏の方程式」鑑賞

福山雅治主演、東野圭吾原作の「ガリレオ」シリーズ劇場版第二作。
ドラマ版の第2シーズン同様、刑事役は柴咲コウから吉高由里子にバトンタッチしてますな。


感想:苦悩。
前作「容疑者Xの献身」もそうだったけど、ドラマ版に比べて圧倒的に深い作りなので
観ていて実に引き込まれました。元々福山演じる湯川はクールな理屈キャラを貫いていて
非常に好きなんだが、今作では子供嫌いの湯川が子供との交流を育んで(育まされて)いるので
観ていて思わず心が温かくなってしまうというか…だからこそラストが重いわけだが。


終盤の種明かしというか説明はちょっと過多に感じたな…俺は説明シーンにいく直前に思い出して
「あぁそうだったのか!」と膝を打ったけど、それがわかってて長々と説明の映像を見せられちゃうと
ちょっと興醒めというか。一瞬チラッと見せる程度にして、観客に考える余裕を与えて欲しかった。


ドラマだとウザすぎて仕方ない吉高刑事のキャラも、劇場版では大分控えめになってて良し。
子役の山崎光を筆頭に、杏、前田吟風吹ジュン、白竜など素晴らしい演技を見せてくれる役者で
固めてるので、作品に髄まで浸れます。風景の素晴らしさも加えて夏にピッタリ…後味は悪いけどw