陰陽

無性に気がめげてるので、大好きな映画「ダークナイト」のブルーレイを久しぶりに鑑賞。
部屋を真っ暗にして作品に没入すると、現実を忘れて映画の世界を存分に堪能できます。
…俺もトゥーフェイスのようにコインで選択する人生にした方が気が楽なのかな。

映画「フェイクシティ ある男のルール」鑑賞

キアヌ・リーブス主演、L.A.P.D.(ロス市警)を舞台にしたクライム・サスペンスもの。
何気にDr.HOUSE(ヒュー・ローリー)とかキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)が出てたりします。
原題は"Street Kings"、邦題はせめて後半だけでも削ればマシだったのに。


感想:ロス市警、腐敗しすぎ。
あの名作「L.A.コンフィデンシャル」でも描かれていたというのに
いつまでL.A.P.D.は汚職の宝庫のままなんだよとw 


おとり捜査や容赦ない射殺で実力はあるけどアル中の凄腕刑事をキアヌが演じていて
それをフォレスト・ウィテカー演じる上司がフォロー、その内部を疑問視した内務調査官が
独自に調査をしている最中、とある事件が起こり…という様子を描いた話。
つまらなくはないんだけど、ありふれたというか割と昔のスタイルな感じはしますな。
可もなく不可もなくと言ったらアレかな、まぁ観ても観なくても(←言ってること同じだろ)


そしてグラサンをかけたキアヌは、どうしてもネオに見えてしまう罠。凄く決まってるんだけどね。

映画「ソーラー・デストラクション 地球壊滅」鑑賞

タイトルでおわかりのように(?)テレ東でやってたやつです。
原題も"SOLAR DESTRUCTION"なので一応まんまですが、最後の四文字が…


感想:地球平和。
タイトルとキャストが誰も知らないってことからもB級映画なのは百も承知、とりあえずアサイラム映画ライクな
ある程度作りましたよCGによるディザスターっぷりを観ようと思ったら、地球壊滅しねぇ(!)
あらすじとしては

天才少年が「太陽に巨大なフレアが発生して地球ヤヴァイ!」と"何となく"感じ、研究所の博士に報告して
当局に通報しようとしたら、情報を独占したいスポンサーの大企業に妨害されてさぁ大変。

ここまではいいんだ、"何となく"という所以外はまぁよくある設定というか流れなので。
…ただそれが映画全編に渡って描かれてるんだよ!最後にシェルターに避難してどうなるかと思ったら
ちょろっと停電してガタガタしただけでフレアが終了、カット変わって"ONE MONTH LATER"ってオイー!
ちゃんと外が強烈なフロアでぶっ壊れる様を見せろよ!


まさか「バトル・オブ・ロサンゼルス」の方がマシだった、と感じる作品にこんなすぐ出会うとは…

映画「ディパーテッド」鑑賞

レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督の潜入捜査官を描いたギャング映画。
大ヒットした香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク版ですな。


感想:香港とハリウッドとの違いクッキリ。
「インファナル〜」を観たのが大分昔なので、大まかにしか覚えてないんだけど「ディパーテッド」に関しては
結末を変えてあるので、終わり方がスッキリというか(全然グッドエンドじゃないけど)アメリカらしい
ギャング映画の作りだなと。さすがに「タクシードライバー」「ギャング・オブ・ニューヨーク」の
スコセッシ監督らしいですかね。最近だと「ウルフ・オブ・ウォールストリート」か、まだ観てないけど。


原作はトニー・レオンとアンディ・ラウ位しか知らないけど、さすがにリメイク版はキャストがやたら豪華で
マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーティン・シーン(息子がお騒がせ俳優のチャーリー・シーン)、
マーク・ウォールバーグと有名所だらけ。「エスター」の母親をやってたベラ・ファーミガさんも出てるな。


ガッツリの長編(2時間半)なので結構疲れるんだけど、原作信者でなければ楽しめます。
後半の携帯電話のシーンなんか緊張感がたまらない、どんどんお互いが追い詰められていく様は
潜入物ならではといいますか。ガハハキャラのジャック・ニコルソンがちょっとやり過ぎ感あるけどw