消費

発売決定時に予約しておいた映画「ゼイリブ」の初回限定版ブルーレイが到着しました。

日本語吹き替え版も収録したHDリマスタ版という待ちに待った仕様なので、これを買うのは俺の義務だなと。
同様に「遊星からの物体X」も完全版のブルーレイを発売して欲しい*1のだが…


そしていざ観ようと思ってパッケージを開けたら、何か愉快なキャンペーンやってやがる。

ゼイリブトートバッグを欲しがる人間(注:俺みたいなの)って、150人もいるのだろうかw


そしてリーフレットを取り出したらこれだ。

実にわかってらっしゃるこの作り!この映画で"OBEY"という単語を学んだのは俺だけではあるまい。
かなり久しぶりに観たけどやっぱり面白かった!グラサンを愛用している俺は、現実を知っています。

映画「るろうに剣心」鑑賞

佐藤健主演、同名の漫画が原作の実写版。新作の二部作(京都大火編)が現在公開中ですな。
別に原作に思い入れはないが、たまたまCSで放送してたんで観てみました。勿論原作との違いは知りません。


感想:アクション頑張ってます。
伝説の剣豪が実は線の細い侍だったという原作の設定からすれば、線の細い佐藤健は納得のいくキャスト。
龍馬伝でも「人斬り以蔵」を演じてたが、いわゆる「剣豪」のイメージの岡田以蔵よりは剣心の方が合ってますな。
殺陣は本当に頑張ってました、前田敦子すら抱き上げられない非力っぷりだったのに←ほっといてやれよ


相変わらずの岩崎弥太郎香川照之、綺麗な白い煙草吸ってる江口洋介、助けてくれと泣きついたのに
やたら高慢ちきな蒼井優など、原作に忠実なのかそうでないのかわからないので何とも言えないキャラ達。
「時間との勝負よ!」「もってせいぜい二分」など、明治初期の言葉として違和感を感じたりもしてました。
イケメン目当ての女性向け作品にディテールの疑問は御法度なんですかね。


敵方に須藤元気が出てきて思わず笑ってしまった。本物の格闘家だけに“喧嘩屋”左之助とのステゴロはバッチリ。
そういう頑張ってるアクションが見応えあって素晴らしいのに、江口ジャンプの演出でズッコケてしまった。
良い部分と駄目な部分の差が激しいな…ストーリーは仕方ないにしても、そういう統一性はもたせて欲しかったよ。


上映中の二部作は割と評判良いみたいですが、まぁ劇場では観ませんな。

*1:発売中のブルーレイは吹き替え無し