闘病

風邪ひいた…よりによって仕事が忙しくなってきた時に限って何でこうなるかな。

映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」鑑賞

劇団ひとり主演、同タイトルの番組の人気コーナーの劇場版。
例によって番組の方は見てないわけですが…まぁ深夜に放送してたしタダだからいいかと。


感想:MOVIE、ねぇ…
基本的にテレビドラマの劇場版に映画としての完成度は求めたら駄目、というのが鉄則だが
バラエティ番組のそれは更に輪をかけて駄目だったという。これ1800円払って観てたら…


のっけから女が脱いだり迫ったりしてて、序盤の部分はゲラゲラ笑って観てたんだけど
キス我慢はほとんどオマケで、薄っぺらいストーリーを延々見せられるだけ。
アドリブがメインとか言いながらこれはない…バナナマンとおぎはやぎのコメントも
テレビのバラエティならいいけど、映画でわざとらしいそれは興醒め感が半端ない。


もっとキス我慢シーンがふんだんに入ってれば、劇場内で観客みんながゲラゲラ笑えて
映画作品としては違うけど楽しめる要素として評価できると思うので、勿体ないかな。
公開中の「2」はどうなんでしょうか。まぁ劇場では見ないけどw

映画「50/50 フィフティ・フィフティ」鑑賞

ジョゼフ・ゴードン・レビット主演、文字通り生存確率が半々の癌に冒された男の話。
この作品の脚本家の実体験に基づく話だそうです。


感想:持つべきものは悪友。
正直なところ、観る前は「確率半々の命の話か…重たいんだろうなぁ」と身構えてたんだけど
これが実際に観てみたら深刻さと同等にユーモアが散りばめられてて実に観やすい。
このテの話は、アプローチの仕方は違えど基本的に闘病の葛藤を描くのがほとんどだから
こういう演出の仕方(しかも実体験が元)というのは入りやすいし興味を持って楽しめる。
勿論葛藤は描かれるけど、それを負に感じさせないセンスの良さ。脚本の力を感じます。


開き直るクソ女と違って、親友ってのは実に信頼に値する。絵のくだりは最高でしたw
観終わって「あぁ、いい映画だったなぁ…」と心底感じました。老若男女問わずお薦めです。