高脂

立川マシマシでラーメンを食す。いわゆる二郎インスパイア系というやつで、ジャンクまっしぐらで身体に悪いなんてのは百も承知だが、二郎系ってのは時々無性に食べたくなるんだよな。

正月太りのダイエット?うん、今は足痛めてるし明日から明日から。

映画「007 ドクター・ノオ」鑑賞

ご存知007シリーズの第一作。勿論ジェームス・ボンド役はショーン・コネリーです。
よく考えたら007シリーズはピアース・ブロスナンとダニエル・クレイグ版しか記憶にない。*1
BS JAPANで吹替版がこれから毎月2回位放送されるようなので、これを機に観てみようかなと。


感想:初回はかなりの低予算。
ここまで長年続くシリーズになるとは誰も思っていなかったであろう007だが、第一作に関しては予算100万ドルで製作されたようで。あからさまにセットとわかるような施設だったりするけど、そこはコネリー力(←何だそれ)でカバーですよ。何だかんだでコネリーボンドはカッコイイ。


俺が映画を観るようになった頃には既におじいちゃんだったコネリーですが、若コネリーは男らしい顔立ち(特に眉毛)にスマートなスタイルで、こりゃ女にモテるだろうと。
正にボンドOFボンドですよ。接着剤ではない。


ストーリー自体は月面ロケット打ち上げの妨害云々をメインとした東西冷戦を描いたもので核に絡んでガイガーカウンターなんかも使ってるし、時代がモロに出てる作品でした。
俺が生まれる10年以上も前に作られて低予算なのにも関わらず、今観ても普通に楽しめるって凄いなぁ。

映画「クヒオ大佐」鑑賞

堺雅人主演、吉田大八監督、実在した結婚詐欺師「クヒオ大佐」を元に描いたフィクション。
俺の敬愛するゲーム「街」にも、彼をモデルとしたキャラクターが登場してたりします。


感想:女優陣が見事。
騙されるターゲットであるヒロインが松雪泰子満島ひかりという、幸薄そうな女を演じさせるのにこの上ないキャスティングw 個人的には音楽界から一青窈も挙げたい所(←ほっといてやれ)
胡散臭い(微妙にイラつく)喋りが見事にハマってる堺雅人も勿論素晴らしいですけども。


映画作品としては、まぁ普通に楽しめたかな。観れば観るほど「何でこんなのに騙される?」と被害者女性に対する疑問しか浮かんでこないんですがw でもこういうのがモテるんだろうな。
岡田斗志夫みたいな例もあることだし。

映画「崖っぷちの男」鑑賞

サム・ワーシントン主演、宝石強盗の濡れ衣を着せられた元警官が、高層ビルの窓の外に出て飛び降りをしようとする所から始まるサスペンス。文字通り崖っぷちにいる男なわけです。
原題は"Man on a Ledge"なので邦題も直訳という感じだけど、「崖っぷち」という日本語の意味からしてその直訳が素晴らしい邦題になってると思います。「ミニミニ大作戦」とか付けた奴は誰なんだ本当に。


感想:やっぱりエド・ハリスはワルなのね。
60歳を越えて結構な老けっぷりですが、やっぱり悪役が似合う男w
そしてサム・ワーシントンといえばアバターでありタイタンの戦いでありT4であり、ゴツキャラなんだよね。
頭の良いキャラにはあまり見えないのが可哀想なところw


作品自体は面白かったです。何故崖っぷちに立つ羽目になったのかがわかってからもスリル&サスペンスは続くので、観ててグイグイ引き込まれるのが実に楽しい。
102分という尺も長すぎず短すぎず丁度良い、無駄に引っ張りすぎてもアレだしね。


後半がちょっと無茶し過ぎ感はあるけど、それでもサスペンスとしてはじっくり楽しめるし、鑑賞後も無駄にモヤモヤせずスッキリできるので良し。細かいことは突っ込んだら駄目だ、こういうのは。

*1:ガキの頃に親父と観た「美しき獲物たち」のロジャー・ムーアも忘れた