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今週の銀魂

夕方6時放送のアニメで20代以下を完全置いてきぼりにして大丈夫なのかw

映画「デイブレイカー」鑑賞

イーサン・ホーク主演、スピエリッグ兄弟監督のヴァンパイア映画。
「デイウォーカー」なら我らが番長ウェズリーが出てくる所だが、ちょいと違う志向の作品。


感想:吸血サム・ニール。
ヴァンパイア物ってーと、人間社会で潜伏しながら生息してるヴァンパイアが次々と襲う…ってのが主流だが、この作品においてはヴァンパイアがメインの社会が築かれ、人間がごくわずかに逃げ延びながら生息してるという通常のヴァンパイア映画とは比率的に逆転した設定なんだよね。見飽きた設定と違ってこっちの方が面白い。
あぁ、「トワイライト・サーガ」とかは興味ないんで全然知りませんけど。


サム・ニールは一般的にはジュラシック・パークとかの印象が強いんだろうけど、俺的には海外ドラマ「アルカトラズ」で秘密を握ってるであろう謎上司のイメージなんだよね。いかんせん打ち切りで最終回が酷い終わり方だったのがアレだが…
この映画において、わかりやすい悪役ってのがピッタリハマってた。パッと見は紳士なスタイルでドラキュラ伯爵って感じ。
もっとも、ウィレム・デフォーの方が悪役顔だというのは言わない約束でw


ラストが壮絶な映像(というか惨劇に近い)だったので笑ったが、普通に楽しめる映画でした。
数あるヴァンパイア映画の中ではお薦めの一品です。

映画「ジャッキー・コーガン」鑑賞

ブラッド・ピット主演、アンドリュー・ドミニク監督のクライムムービー。原題は"Killing Them Softly"なんだから、もじられた原作と同じようにそのままカタカナにすりゃ良かったのに。
「優しく殺して…優しく殺して…キリングミーソフトリー!」←鷹の爪団総統


感想:監督はタランティーノじゃなかった。
スタッフを全く知らずに見始めて、無駄な会話が延々と続くシーンがやたら多いもんだから、てっきりそうかと…
よくよく考えたらタランティーノ作品は「ジャッキー・ブラウン」だったな、こんな原題付ける監督じゃないや(^_^;)


賭場強盗を仕掛けるチンピラと、その犯人を追う殺し屋の話。この殺し屋ってのがブラピ演じるジャッキー・コーガンで、殺し方が相手を苦しめず一瞬で行うことから「優しく殺す」ってわけですな。
この殺し方は実にスマートだったので、原題に納得したと同時に邦題が今ひとつだなぁと。
原作小説は"Cogan's Trade"だから、一応そっちに近いことは近いんだが。


タランティーノ節の無駄な会話ベラベラが退屈って人には全く薦められませんが、つまらないと言う程でもなく。
変に通好みのこういう作品は扱いに困るなw