苦楚

風邪がぶり返して、AURAばりに微熱が冷めないまま。

結局会社休んでしまったよ。


先日の職場にて、主任との会話。

主:今なら使える予算あるからさ、作業で使う備品で何か買っといた方がいいのある?
俺:あー、○○は在庫少なかったから、あった方がいいですね。
主:××は?
俺:確か予備が二つ残ってるから大丈夫かな…?もう二つ位あった方が無難かもです。
主:お客さん、二つで十分ですよ!二つで十分ですって!
俺:ぶはは!主任、俺がブレラン*1知ってるから会話成立しますけど、普通それわからないですからね!
主:えーっ、普通わかるでしょ?大体八割位の人は知ってるっしょー!

今日もウチの職場は平和です。

映画「ラストスタンド」鑑賞

アーノルド・シュワルツェネッガー主演…そう、あの「T3」以来10年ぶりの主演アクション作品です。
原題も"The Last Stand"なのでそのままですね。X-MEN三作目のサブタイトルと同じだがw


感想:「アーノルド・シュワルツェネッガー 完全復活」は伊達じゃなかった。
日本版のキャッチコピーなんだけど、正にコレ。正直、観る前までは「本当か〜?」とナメてましたが、実際に観てみたら楽しくて仕方ない。俺たちが待ち望んでいた「ザ・シュワ映画」はこれなんだよ!と。
脳筋アクション!完膚無きまでに勧善懲悪!観終わった後は爽快感のみ!という、80年代に戻ったかのような気持ち良さを堪能できました。映画ってのはこういう楽しさだったよな…と懐かしめる。


でも馬鹿みたいにアクションしてるだけじゃなく、悪・善・粋・笑・麗などのキャラクターをしっかり立てて良さを引き出してるのが素晴らしい。フラグ立てたりオイシイ所持っていったり、キム・ジウン監督の手腕ですな。
アクションシーンでも色々頑張ってるんだけど、撃ち抜きながらの落下は個人的に好きな演出です。


俺と同じように、ちょっと半信半疑というか敬遠気味という人が多そう*2な気がしますが、これ観ないのは明らかに勿体ないです。悪いこと言わないから、シュワ映画で育った奴は観とけ、と。

映画「真夜中のカーボーイ」鑑賞

ダスティン・ホフマン、ジョン・ボイト主演、ハリー・ニルソンの「うわさの男」がテーマ曲として有名な作品。

原題は"MIDNIGHT COWBOY"で割とまんまなんですが、「カウボーイ」ではなく「カーボーイ」という邦題は水野晴郎先生が意図して名付けたという事は、どの程度認知されてるんでしょうかね。
ちなみに西部劇ではなく現代劇ですので、間違えないよう。


感想:アメリカン・ニューシネマの代名詞。
アメリカン・ニューシネマってのは、「イージー・ライダー」とかに代表されるような、若者が孤独感と葛藤を繰り返しながら、駄目生活を送った挙げ句に無常な未来が待ってるような作品群ですね。


この作品はアカデミー作品賞を受賞してますが、正直受賞理由がよくわからないな。
ダスティン・ホフマン(乞食役)の演技が凄まじかったので、主演男優賞ならわかるんだが…


何で俺がこんな古い作品(1969年)を観ようと思ったかってーと、ウチの職場の主任が俺が若い頃のジョン・ボイトに似てると言ってたもんだから、気になりまして…

自分じゃ全くわからないんですが、似てるのかなぁ?写真にもよるとは思うが、友人諸氏の意見求む。

*1:映画「ブレードランナー

*2:特に昔からのアクション映画ファン