蟻男

今月から、AmazonKindle本に消費税が乗っかるようになったらしい。
たまに買ってたから、一消費者としては痛いところです。
つーか前から売ってたやつは先月買っておけば良かった…

映画「カリフォルニア・ダウン」鑑賞

ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演、ブラッド・ペイトン監督(←知らない)のディザスター*1パニック。
地震・大津波がこれでもかとカリフォルニア州をぶっ壊しまくるので、日本じゃ絶対作られない類の作品ですな。
とりあえずディザスター映画は劇場で観ないとってことで観てきました。


感想:ゆけ!我らがロックマン!←違う
そもそもディザスター映画でロック様が主演となると、スーパーヒーローで絶対死なないだろうなとわかるから、周囲の人間をどれだけ助けられるかが勝負になるわけですよ。
まぁ期待通りというか予想通りの形になるので安心して楽しめます。
ちょびっと入る恋愛やら家族愛の要素はご愛敬ってところか。
ただ、ディザスターに特化した「2012」という傑作を過去にエメリッヒ監督が撮ってるので、そこまでは突き抜けられなかったって感じかな?


にしても破壊の映像はとにかく凄まじかった。日本人としては、東日本大震災から4年程度しか経ってないので生々しさがあったりするんだけど、あくまで映画ですから。
高層ビルが片っ端から麩菓子のように崩れる様は観ていて爽快です。いや、建築士とか大工にとっちゃたまらんか(^_^;)
地震津波によるトラウマがない人なら、劇場で観て損はない作品に仕上がってると思いますよ、ええ。


あと、これ原題が"San Andreas"なんだよね。サンアンドレアス断層が原因で大地震が起きたって話だからわからなくはないんだけど、これがタイトルだと真っ先にゲームのGTA*2を思い出すのは俺だけじゃないはず。
GTAアメリカに限らず世界的大ヒットシリーズだから、断層の名前よりもゲームの知名度の方が高いんじゃないかな?
なので「カリフォルニア・ダウン」という邦題は的確かと思います。

映画「アントマン」鑑賞

ポール・ラッド主演(←知らない)、ペイトン・リード監督*3のマーベル作品。
文字通りアリ位の大きさ(1.5cm)のヒーロー映画です。作中でも少しだけふれてますが、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の後の話。
小さいからなのか、画面のアスペクト比シネスコじゃなくビスタサイズでちょっと驚いた。


感想:気分爽快。
大きさはそのままだけど超パワフルなアイアンマンと違って、単純に見つかりにくいだけでスケールダウンじゃないかと思ったらとんでもない、小さいからこそ身近な普通のモノが
超巨大に映し出される分、迫力はむしろ倍増してます。でも普通の部屋の中だったりw


他のマーベル作品と違って、普通のオッサンが仕方なく巻き込まれるお話なので一番感情移入しやすいヒーローなんじゃないかな。だがそれがいい
「カリフォルニア・ダウン」もそうだったが、オッサンが妻に離婚を突き付けられるのがハリウッドの流行なのか…まぁアメリカの離婚率は日本の倍だっつーしな。


主人公のおかれる立場はさることながら「娘のためにやる!」というただ一つの動機でひたむきに頑張り結果を出していくので、観てるこっちも本当に爽快なんだよね。
あとアリが可愛いw


アベンジャーズからの絡みもちょっとだけあるので、事前に「アベンジャーズ」(一作目)
「キャプテン・アメリカ」(二作品*4)を観ておくと、オマケも含め全て楽しめます。
スタン・リー御大が出てきた所で「ここで出たかー!」と一人笑ってたら、俺と同様に吹き出してる人が二人ほどいました。劇場内にマーベル映画ファンがいて嬉しかった。

*1:大災害

*2:グランド・セフト・オート:サン・アンドレアス

*3:チアーズ!」「イエスマン」など、コメディ作品が多い監督

*4:「ザ・ファースト・アベンジャー」「ウィンター・ソルジャー」