嘆息

シビル・ウォーの興収がコナンに負けてるだと?俺はアメコミ映画バカだから肩入れしてしまうのもあるが、それにしたって比較にならない作品だろ…いや、いかんせんMCUシリーズは予習が必要な部分があるから
何も考えずいきなり入って観ても問題ないコナンと比べると敷居が高いのか…?オッサンは悲しいです。

映画「エリジウム」鑑賞

マット・デイモン主演、ニール・ブロムカンプ監督のSF作品。近未来の格差社会を描いてます。
宇宙に置いてきぼりばっか食らってるマット・デイモンが、宇宙に行きたがる話だったりもしますw


感想:アクションがわからない。
いやもう、カット割りすぎ&手持ちでブレすぎで、そこそこアクションがあるのに何やってるのかサッパリ(^_^;)
同監督の「第9地区」では普通にアクションが楽しめたんだけど、何でこうなったのかな…主役がジェイソン・ボーンなのにだぞ!?
あ、第9地区の主役はってたシャールト・コプリーが今作では思いっきり悪役やってて笑いました。あのヘタレがあんな悪漢にw


設定としても、あんな完璧な医療機器(しかも超即行で治る)があるなら一般提供しても不都合ないだろとか、宇宙ステーションの守りがテキトーすぎるだろとか、あれは即死だろとか、突っ込みどころがちょっと多すぎるかな。
ぶっ飛んだ設定なら笑い飛ばせるんだけど、中途半端に抜けてるのは素直に楽しめないってのは俺だけですかね?


第9地区」は必見の作品だと思うが、これは別に観なくてもいいかなと。つまらないわけじゃないんですが。

映画「アメリカン・ハッスル」鑑賞

クリスチャン・ベール主演、デビッド・O・ラッセル監督、実際に起きた収賄事件を元にしたフィクション作品。
他にもエイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、そしてロバート・デ・ニーロなど豪華キャストだったりします。
…って、考えてみたら主役はダークナイトだし、三人は「バットマンVSスーパーマン」「アベンジャーズ」「X-MEN」に出てるキャストだな、ある意味夢のクロスオーバー


感想:ハゲデブ詐欺師チャンベール。
役作りの為に極限までの肉体作りを厭わない*1役者バカであるチャンベール先生に、のっけから驚愕した。

本当にブルース・ウェインかこの人w ちなみにこの後「エクソダス:神と王」でモーゼを演じてるから、また細くなってます。


他にもエイミー・アダムスのエロさ、ジェニロレの振り切ったクソ女ぶり、ブラッドリー・クーパーのパンチ(パーマ)、ジェレミー・レナーのリーゼントがどれも遺憾なく発揮されていて実に面白かった!←後半の二つはどうか
138分の長尺なので、ちょっと疲れるという欠点はあるんですが。


脚色してあるにしろ、これが実際にあったという事件なのが凄いな…詐欺師とFBIとマフィアと政治家の争い。
突出した面白さという意味では少々物足りないかもしれないが、話の展開を期待するも良し、それぞれのキャラクターを面白がるも良し、犯罪史を知るにも良しと、楽しみ方の自由度が高い作品だと思います。

*1:アメリカン・サイコ」や「リベリオン」で締まったマッチョをやった直後に「マシニスト」で30kg減のガリガリ、その後「バットマン・ビギンズ」のマッチョぶり