偉観

気付いたら一週間経っていた…先月今月と繁忙期のせいで、平日は何もする余裕がなく過ごし休日は動く気力もなく(テコンドーには一応行ってますが)あっという間に週末が終わるという。
あと一週間チョイをしのげれば、平穏な日常が戻ってくるかな。来週末はWWE日本公演だし。
とりあえず何も考えずに映画を楽しめる時間が欲しい…レコーダの容量との戦いの日々w

ゲーム「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」クリア

PS4のグラフィック性能をこれでもかと発揮しまくったアンチャーテッドをチマチマ進めてましたが、ようやくクリアしました。いやはや、過去のシリーズ同様に最初から最後までバリバリ楽しめました。
ステージを進める度に絶景に目を奪われ「すげー綺麗だなァ…」としばし鑑賞にふけってしまうこと多数。


おまけに今作はPS4なのでスクリーンショットをシェア出来るせいか、カメラモードがハンパなく充実してて驚いた。
フィルタとか枠とかならともかく、動体のブレ(シャッター速度)やら被写界深度(ピントの合う範囲)やらまで細かく設定出来るので、一眼レフで撮ってるようなもんですわ。
このカメラモードを知るまでは普通に進めてたんだけど、知ってからはついつい撮影タイムにw





本当はアクションシーンとかも撮りたいんだけど、ついアクションに夢中で(^_^;)
撮影を知ってしまったせいもあって、二周目のプレイが避けられなくなったw
平日が忙しい今、この時間泥棒は休日の選択肢を狭めてきやがるなぁ、チクショウ。

映画「I AM ICHIHASHI 逮捕されるまで」鑑賞

ディーン藤岡監督・主演、2007年に起きたイギリス人女性殺害事件の犯人である市橋達也の手記を元に捜査の手を逃れて逃亡し続けていた二年七ヶ月を描いたノンフィクション。
もうあの事件から10年近く経ってるのか…


感想:何を描きたかったの?
何故殺したのかとか、過去にどういう幼少期を過ごしたとか、逃亡中の心境の変化とかわからない部分を事細かに描いてくれるのかと思ったら、本当にただ逃げてるだけ。
無人島でサバイバル生活してたとか、だから何だよと。


「人殺しなのに反省してないのか」とかもう一人の自分と対峙して自問自答してたりするけど「自分は悪くない」「わからない」とか、行動だけでなく口でも逃げ回ってるだけ。
これ映像化する意味あったの?観てて苛つくだけで、学んだり考えたりする部分がない。
あ、「あなたの生活空間に指名手配犯がいる可能性はありますよ」という注意喚起か?それなら納得。


今をときめくディーン藤岡が監督も主演も主題歌も歌いましたよ、というアピール作品でした。
この作品に限らず、エンドロールで監督のクレジット時だけスクロールが止まるのは、自分大好き人間がやることだと思ってますから。

映画「寄生獣」鑑賞

染谷将太主演、山崎貴監督、御存知同名漫画原作の実写版の前編ですな。
例によって原作は未読ですが、実写化と同時に地上波でやってたアニメ版(寄生獣 セイの格率)は全話鑑賞済み。
キャスト情報も染谷将太阿部サダヲ以外は全く仕入れてない状態で観ました。あ、完結編はまだです。


感想:余貴美子の名演技。
母親ですよ、ええ。あの演じ分けっぷりが本当に凄かった。アニメを観てたから*1展開は知っていても、それでも涙が出そうになってしまった、あの母親感は偉大すぎる。まさに名女優だなと。
それに対し、阿部サダヲの顔しか浮かんでこないミギー。これは演技力云々ではなく、キャストの問題です。
アニメ版の平野綾が素晴らしいミギーを演じてただけに、ちょっと可哀想かな。


あと、演説してただけなのに北村一輝寄生獣にしか見えないのは何故だろうw


アニメ版が全24話で重厚なストーリーをじっくり描き上げたのに対し、前後編とはいえ約四時間ではそうとう駆け足で進めなければならないため、描き足りてないなという感。
あれ、親父は?とか、染谷君そんな簡単に刺せちゃうの?とか、仕方ないんだろうけどちょっと、ね。


それでも作品としては予想より楽しめました。劇場で観るつもりはなかったが、CS放送で観る分には、それ相応に。完結編も放送を待ちたいと思います。

*1:ある程度違うけど