審判

PS4で「インジャスティス:神々の激突」という格闘ゲームを購入したので、とりあえずストーリーモードをクリアしました。
バットマンやスーパーマンでお馴染みDCコミックスのオールスター作品と言える格ゲーなんですが、まぁ相当力入れて作ってるなと。
ただ俺はDCキャラをあまり知らないというネックがありまして…バットマンとスーパーマンのヒーローとヴィラン以外だとワンダーウーマングリーンアロー、アクアマン、フラッシュ、グリーンランタン位しかわからない(苦笑)
それでもこのストーリーモードの脚本は、映画版ジャスティス・リーグ(DC版アベンジャーズのようなヒーローチーム)と言ってもいい位にしっかり作ってるので、俺みたいなアメコミ映画大好き野郎にはもってこいのソフトだったわけです。


興味がある方は、プレイ動画を観てもらえれば。
D
ちなみに俺が購入したのはDLC全部入りの北米版Ultimate Editionなので、日本語吹き替えも字幕もありませんでしたがw

映画「4デイズ」鑑賞

サミュエル・L・ジャクソン、キャリー=アン・モス主演、グレゴール・ジョーダン監督のサスペンス映画。
アメリカ国内の三カ所に核爆弾を仕掛けたというテロリストを逮捕し、その爆弾のありかを聞き出すために拷問を…というもの。
原題は"Unthinkable"、「想像を絶すること」とかそういう意味ですかね。


感想:90分間ジャック・バウアー。
ドラマ「24」シリーズでバウアーが何度もやってる「爆弾はどこだーッ!吐けーッ!」というアレですよw
勿論国際条約で捕虜や犯罪者に対する拷問は禁止されているわけだが、はたして核爆弾で数百万人の命が懸かっている状況下でそんなこと言ってられますか、という問題。特にテロリズムに対して極度に敏感(というか発生頻度が高い)なアメリカだからこそ、より考えさせるような作品になってるんだな。


確かに自分の立場に置き換えてみれば拷問も致し方ないんじゃないかなと思ってしまうんだけど、それが後半になるにつれてエスカレートしてきても許せるのか否かがまた考えるところであり、サミュエルの「コイツが数十人殺して、俺が一人殺したら俺の方が悪いのか!おかしいのか?」と皆に訴えかける台詞もまた葛藤を生むという。
しかしサミュエルのお説教タイムは相変わらずだなw


「ゼロ・ダーク・サーティ」とかでも米国軍部による拷問が描かれていたが、映画やドラマの話じゃなく実際の所やってるだろうなというのは想像に難くない。
是非や結論を問うわけではなく、これを考える事が大切だと監督は言ってるんじゃないかな…?
そういう光景が不快でしかないという人には全く薦められない映画ではありますが。


ただこの「4デイズ」という作品においての日本版のラスト(米国公開版ではカットされた)では、とんでもなく厳しい現実をキめてきます。
まぁ実際にあの展開であのテロリストじゃこうなるよな、と納得するし、非常に意地が悪いオチなんだけど納得。観終わって「うわぁ…」とニヤニヤしてしまったw