出撃

Amazonプライムの無料期間中にドラマと映画を色々見ておこうと思い、気がついたら前回の日記から二週間近く経っていた…
おかげで深夜食堂3シーズン分と劇場版まで消化出来ましたw
しかし今週月曜は職場で徹夜、結局24時間勤務になってしまったので火曜は疲れて何も出来なかった。40過ぎに完徹は堪える…


先日、立川シネマシティで行われた「パシフィック・リム ライブスタイル極爆上映」に行って参りました。
いわゆる「応援上映」みたいなやつですな。シネマシティで極爆スタイルを始めるきっかけとなった「パシフィック・リム」が、スピーカーとウーファーが増強された現在の環境で再び上映するというので行ってきました。


上映前にはお馴染み遠山企画室長が出てきて挨拶w 「ようこそ、立川シャッタードームへ!」で拍手喝采ですよもう。
俺はそこまでパシリムに思い入れがあるというわけではないので(今回で鑑賞は三回目)、久しぶりに観たら大分忘れてる部分もあったなと。でもやっぱり見直すと改めてアツイ作品だなと感じたわけですよ。周囲の客が盛り上がると、一緒に観てるこっちも沸き立つので一体感・高揚感があるライブスタイルは楽しいな。
個人的には、イェーガーが出撃するシーンでサイリウムで誘導する観客がいたのがツボでしたw 良いセンスだ。

映画「スーサイド・スクワッド」鑑賞

ウィル・スミス主演、デビッド・エアー監督、DC版悪役アベンジャーズとも言うべきアメコミ映画。他にもマーゴット・ロビー、ジャレッド・レトなどが共演しています。
DCエクステンデッド・ユニバースとしては「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン」に続く三作目にあたるので、時系列としてもBvS直後の話になっています。
シネマシティでの爆音上映が終了してしまうので、その前に観てきました。


感想:ハーレイ・クインの尻。
に尽きる…というとアレだが、ありゃ誰しも目がいくだろってw 自分のやりたいようにバットと拳銃を振り回す「大人気プッツンヒロイン」という称号が相応しいであろうハーレイ・クインだが、俺としてはクインになる前のハーリーン・クインゼル先生の方が金髪眼鏡美女なので、そちらの姿での活躍がもっと見たかったなぁ。「スーサイド・スクワッド・ビギンズ」とか作ってくれませんかねw*1
演じてるマーゴット・ロビーは見事なキレっぷりで、これ以上ないと言っても過言ではないベストキャストでした。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で一躍有名になったらしいんだけど、俺観てないんだよなぁ。もうこの人はバット振り回すイメージしかないぞw


デッドショットも格好良かったね、さすがにウィル・スミスだけに中途半端なキャラをやらせるわけにもいかなかったのかな。
ジョーカーを演じるジャレッド・レトは、過去にジャック・ニコルソンとヒース・レジャーという化け物俳優が強烈なジョーカーを演じてるだけに、三代目としては相当プレッシャーだっただろうなぁ。でもしっかりとイカレたジョーカー感は出てたので、今後のDCシリーズでも活躍(暗躍)してくれるのではないかなと。


ただ、極悪人ばかりを集めたという設定の割にはどれもこれも背景にいい人感がありすぎて、普通に感情移入できる形なのはどうかなーと。過去作のジョーカーとかスケアクロウ、ゾッド将軍みたいに自分勝手でしかないワル感があれば、もちっと話的にも色々捉えられて良かったのではなかろうかと。むしろ言い出しっぺの政府高官(アベンジャーズでいうニック・フューリーにあたる奴)が一番のワルにしか見えないというか、ラスボスよりも憎たらしい奴でしかなかった。
まぁアメコミ映画としてはほぼ新キャラばかりだったから、紹介しなければならない上にややこしいワル同士の駆け引きまで盛り込むのは難しかったんだろうな。


DC次回作はワンダーウーマン、果たして一般客がどれだけ入るのやら…

映画「冷たい熱帯魚」鑑賞

吹越満主演、園子温監督、実際の事件(埼玉愛犬家連続殺人)を元にした猟奇サスペンス。
その連続殺人犯役を、人の良さそうなキャラを演じるでお馴染みのでんでんさんが演じてる所が衝撃的なキャストの作品であります。


感想:ボディを透明にされちゃう。
殺した相手の死体を処理してしまうことを、犯人が「ボディを透明にしちゃう」という表現。これを多用するんですな。
面白い言い回しするなと思ったが、後で調べてみたら実際の犯人も同じ表現使ってたのね。なるほどこんな言い回しを実際に使ってたなら、園子温が使わない手はないよなとw


それにしてもでんでんさんの豹変っぷりが凄まじかった…最初は凄くいい人な感じで出てくるので「あ、いつものでんでんさんだ」と安心して観てるんだけど、途中のあるシーンでいきなり口調が変わって大変貌を遂げるのが面白かった。「あ、あれ…でんでんさん?」と二度見したくなるような。そこからはもうでんでん無双というか、ワンマン社長大活躍!みたいな。
車の後部座席から運転席の背中をガンガン肘打ちしながら怒鳴りつけるでんでんさんなんて、この作品以外では観られませんw 怖いよー。


他のキャストも熱演で、駄目親父の吹越満、反抗的な娘役の梶原ひかり、豪快な顧問弁護士の渡辺哲、そしてでんでん妻役黒沢あすか。とにかく作品が強烈だけに、キャストも強烈な演技じゃないと当たり負けしちまうんだろうな。素晴らしかったです。
ラストも予想外の台詞が出てくるし気持ちいいものではないので何度も観たい作品ではないが、一度は観ておいて損はないです。

映画「メカニック ワールドミッション」鑑賞

ジェイソン・ステーサム主演、デニス・ガンゼル監督、チャールズ・ブロンソン主演の同名作品のリメイクだった前作に続いて二作目。
シネマシティでは今週で上映終了になってしまうので、急遽観に行ってきました。
ちなみに原題は"Mechanic:Resurrection"、これそのまま邦題にして良かったと思うんだけどなぁ。副題をEXP3と被らせることでステーサム感を強めたのか?


感想:ステーサム無双。
何だろう、前作での緻密な仕事をする暗殺者という設定に比べて今作ではステーサムが完璧超人になってるので、平たく言うとスティーブン・セガールが「ミッション:インポッシブル」やってる感じとでも言えばいいのかなw もう問答無用で無敵なんですよビショップさん。
ただそれだけだと「えー」なんだろうけど、今作はアクション特盛りになってるので、無敵だからこその爽快感を大いに堪能出来ます。


今作ではキャストにトミー・リー・ジョーンズが名を連ねてたのでいつ出てくるかと思ったら、そのスタイルで来たかと吹く。しかも途中でお着替えしてアレを羽織って出てくるもんだから、余計吹きますがなw
ラストも前作を観てれば納得のわかりやすいオチ。むしろこれは様式美と言った方が良いと思うので、今後シリーズ化してもずっと安心して見続けられるのではないかと思います。つーか観たい。


しかしステーサムさんもう50前なのに「ワイルド・スピード」もこれもしっかりアクションしてる上に、見た目も全然衰えないな。
今後もまだまだ期待してますので、更なる活躍を願ってます。

*1:ハーレイ・クイン単体のスピンオフが出る予定とかいう話ですが