蒙古

立川に出店した蒙古タンメン中本に初挑戦してみました。平日の14時位だからさすがに空いてるかと思ったら満席だった。
とりあえず初めてだし、王道メニューである「蒙古タンメン」を頼むのがスジってもんだろう。

ただ、辛いという話は聞いているので一応対策としてトッピングにゆで卵を加えてみた。


実際に食べてみたら…やはり辛い!俺は辛さに強いわけではないが、一応ココイチの5辛を経験済み(と言っても俺の限界だが)なのである程度なら大丈夫だろうと高をくくってたが、さすがに辛さが売りだけあって強烈だった。でも美味いのも確かで、ダラダラ顔面汗だくになりながらも完食でした。正直なところ麺をもっと食べたかったなという印象。
ただこの辛さで量を食べるのは厳しいので、次回からは辛さ控えめで注文しようかと思います。愛好家から「邪道だ」とか言われそうだけどw


先週末、映画「オー・マイ・ゼット」のトークイベントと上映、ならびに舞台挨拶を観てきました。
公開前日にあったトークイベントのタイトルは「予告篇界の鬼才・神本忠弘監督“お蔵出し”予告篇大会 〜いま蘇る伝説のヴァンダミング!!」
そう、この映画の監督はあのテレ東木曜洋画劇場の伝説に残る予告編を生み出した(戦犯とも言う)奇才なのです。


ちなみにそのイベントに同じく元テレ東で木曜洋画の担当をしていたプロデューサー「ダークボ」氏も特別ゲストとして招致されていました。ヴァンダミングという言葉を生み出した神本監督と、その上司であったダークボ氏がゴーサインを出さなければ、あの予告編の数々は生まれてこなかった!実に感慨深い…
ちなみに「GOODAMME」と「BADAMME」というテロップを考えたのはダークボ氏だそうです。二人揃って天才すぎるだろw


公開前日なので映画の内容に詳しくふれるわけにもいかなかったせいか、3時間近くあったこのイベントはテレ東時代に作り出した数々の予告編を片っ端から上映するという、俺にとっては神懸かったイベントなのでした。チャック・ノリスの「プレジデントマン」も神本監督の作品ですよ。


実はテレ東放送の予告編だけじゃなく、劇場映画やDVDの予告編も作っていた監督。あの「オープンウォーター2」の予告編もそうだったのか!*1と。熱狂的長渕剛ファンである東京03角田の前で流してましたがw

↑このナレーション、監督本人だそうですw 長渕剛の曲「Captain of the Ship」を知らないと全くわからないんだけどね、これ(^_^;)


駆け出しの頃に制作したものや、権利関係で映画本編が放送できなくなった為に、お蔵入りしてしまった予告編(既に完成していた)まで、おそらく二度と世に出ることはないであろう貴重な予告編の数々が観られたので、本当に行って良かったと思えたイベントでした。
そのお蔵入りした予告編はあの「スネーク・フライト」、勿論ゲラゲラ笑わせてもらいましたw


エクスペンダブルズ2のアレも当然監督作品だったわけですが…

実は最初はヴァンダムが好きじゃなかったらしい。これだけ生み出しておいて本当かw


そして肝心の「オー・マイ・ゼット」ですが、ジャンルが「ホラーコメディ」になってるので、大半がコメディで進みます(主役が角田だしね)。
冒頭から玄田哲章先生のナレーションで始まるも、中盤の割とどうでもいいギャグとか、あまりにも報われないキャラ角田のコント調の演技が違和感なくてしっくりくるな、とか最後までこんな調子かな…と油断してたら後半でいきなり怒濤の展開に。考えてみればこの監督のことだから、そんな単純に終わらせるわけないわなw
観てる方としては、こうなってくれ!という期待には応えた形になってると思います。時々あるからなぁ、「えー!何でコイツこうなの!」みたいな終わり方する映画(例:ジュラシック・ワールド)。


ゾンビ物もストレートなホラーからおちゃらけギャグと色々あるけど、なるほどこう来たかと。さすがに続編は難しそうだが、同じ世界観で場所や時間軸を変えてシリーズは作れそう。そもそも舞台となる町名からして監督のゾンビ愛が溢れてるわけだが、一般的にどれくらいまでがゾンビ映画の常識として知られてるんだろうかw
何より俺が一番気に入ってるのは、作中にあるシーンなんだけど公式Twitterで使ってるこのショットだったりするw


ゾンビ映画に興味がない人間の食指は動かないだろうが、どのみち公開は一週間限り(今日で最後)なので、観たい人はDVDなどを待つばかりですかね。

*1:やっぱり、という安心感もあったが