開眼

PSVRが再販だっつーから、試しにビックカメラの抽選販売に並んでみたけど当たらず…まぁそんなもんだろう。
さすがに転売屋というクズから買う程欲しいというわけでもないので、潤沢になるのを気長に待ちますよ。
その前にこなさなければならない媒体が山のようにあるしなw

映画「マネーボール」鑑賞

ブラッド・ピット主演、ベネット・ミラー監督、同名のノンフィクション書籍を実写映画化したもの。
資金力不足の野球チーム(アスレチックス)が、資金力豊富なヤンキースのようなチーム相手に勝つためにデータ野球を突き詰める、というお話。
勿論原作は未読です。


感想:すんなり楽しめた。
…というのは、俺が野球に対してあまり興味がないからだと思います。優秀な選手を片っ端から引き抜く金満球団に対して、貧乏球団が立ち向かうためには別の視点を取り入れなければならないから…というのは非常に理にかなってるし、観ててなるほどと。
そういう、試合ではなくデータをいかに重要視するかという部分を描いているので、作中は試合のシーンが少ないんですな。肝心のGMであるブラピが試合は観ないというスタンスなので尚更。


データ重視で選手を集めれば豪快さがなくなってくるので、緻密な部分で出塁や防御をひたすら稼ぐとなると、試合としては面白くなくなるだろうなと(^_^;)
つまらない試合が増えるであろう手法だからこそ、従来の手法を重視するベテランスカウトマン達から反感を買うし、野球ファンから観ても試合もこの映画も楽しくないんじゃないかなと…つまりは野球ファンには薦めにくい作品ですw 俺は面白かったけどね。

映画「ビーチ・シャーク」鑑賞

鮫が砂浜(←波打ち際、ではない)を泳いで人間を襲う映画、以上。


…いやだってそれ以上何を言えばいいんだこのアホ映画はw
ストーリーとしては「砂浜でパーリーやって稼ぐぜ!鮫なんて出ない出ない!→鮫出たー!逃げろー!」という、「ピラニア3D」とほぼ同じ流れ。
特に観る必要はない作品ですが、俺みたいな人間は一応観ておかないとなw


低予算なのでCGはアレですが、オッサンが一人で砂浜を逃げまどう映像はシュールで愉快でした。

映画「人生フルーツ」鑑賞

津端修一さん(90歳)と英子さん(87歳)という老夫婦の生活を描いたノンフィクションで、ナレーションが樹木希林
東海テレビで製作した番組が劇場映画になったものです。公開館数が非常に少ないんですが、東京なら東中野で観られます。


感想:理想の老後。
勿論ただの独身中年男の俺からは到達出来そうもない世界なんですが、仕事・生活・家族などあらゆる面で考えさせられる作品でした。
二人とも高齢にも関わらずしっかり考えハッキリ喋り五体満足で、栽培している果実を収穫したりしながら日々を送っているんだよね。この年齢でこういう生活を平然と送れる夫婦がはたしてどれくらいいるんだろうかってレベル。それでて可愛いんだよねw


おそらくこの作品を観る人は全員この夫婦よりも年下だろうから(笑)、この二人の考え方だったり行動だったり、生き方や接し方などを参考にして自分そのものをちょっとでも変革しようと思ったりするんじゃないかな?観た人によって受け止め方は違うだろうけど、いわゆる「ドキュメンタリーは重い」みたいな概念は取り払われる作品になってると思います。


「素敵な映画」というのはこういう作品のためにある言葉なんじゃないかな。