報奨

先月からず〜っと仕事を頑張ってる俺ちゃんにご褒美。

先月末に買ったブルーレイ6枚もまだ観てないんだけど(^_^;)
いいんだ、俺の心の平穏を保つためにはこういう事が必要なのだ…たまたまテレビ点けたらやってたドラマの桐谷美玲に目を奪われるのも癒しを欲しているからであって。

綺麗な顔立ちの女優だとは思っていたが、ここまでとは。うむ、100%正しい眼鏡の合わせ方である。


ところでCSで海外ドラマ「マクガイバー」のリメイク版が始まったので早速第一話を観てみた。
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う〜ん…原曲のイントロから現代風にアレンジしてるんだろうけど、OPとしては短すぎて楽しめないんだよなぁ。


主演はルーカス・ティル…ってX-MENのハボックじゃないか!「アポカリプス」では不遇な役回りだったが、晴れて主演になったか。
原作のリチャード・ディーン・アンダーソン同様にイケメンだが、同じイケメンでもちょっとキザっぽい感じがするなぁ。R.D.アンダーソンはハンサムだけどお茶目というか親しみやすい感じがあるんだよね。吹替のキャストも親しみやすい石丸博也先生(我らがジャッキーだしな!)に対し、いわゆるイケメンボイスの宮野真守。女性受けはいいんだろうけど、昔観てた(俺を含めた)オッサンどもにはあまり…


80年代だったからこその荒唐無稽なアクションドラマを今風にしてもなぁ、というのが正直な感想です。
一応しばらくは観てみますけども。


対して、Eテレで水曜夜に始まった「ゲームシェイカーズ」が一話目から面白い!
ニューヨークの女子中学生が開発したスマホアプリが大ヒットして…という今時設定のコメディなんだけど、ノリが完全に80年代海外ドラマw
2017年に(本国では2015年放送だけど)こんなノリのドラマが製作されていたとは…台詞のやり取りとか行動がいちいち80年代のベタな感じなので受け付けない人には全く合わないだろうけど、80年代に育った俺はガッツリ受け入れられますよ。


そんなベタな演技や台詞回しを吹替える花澤香菜釘宮理恵を筆頭とした声優陣もガッツリのテンションで演じてるので最高です。まだ第一話しか観てないけどすっかりハマってしまった…今時の若い奴に受けなさそうな(←本気の褒め言葉です)こんなドラマを拾ってきてゴールデンタイムに放送とは恐るべしEテレ。受信料を払う甲斐もあるってもんだ。

映画「メッセージ」鑑賞

エイミー・アダムス主演、ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF作品。言語学者による宇宙人との意思疎通を図ろうとする物語。
あの「ばかうけ」とコラボした(ばかうけが一方的に)ことで話題にもなりましたw 真っ先に思いつくのは「コンタクト」だけどな。
ジェレミー・レナーも物理学者役で出てきます。アンタ理系には見えないけどな、ホークアイだしw


感想:邦題も原題も深い。
邦題が「メッセージ」、原題が"Arrival"、観終わった後にどちらも納得のタイトルなので震えてしまった。観終わってからもタイトルだけでいろんな意味が楽しめる映画ってすげーな!これ観た人と色々と語り合いたくなりますよ。


作品として観ているとどんどん展開が気になって「これどうなるんだ?」、後半に段々とわかってきて「あの時のアレはこれか!」、全て観終わって「それでもこれを選ぶのかよ!」という、自分の感情の変化が楽しめるのが素晴らしいです。もう一度観たくなってしまうし、観たらきっとまたこの脚本に感激してしまうんだろうなぁという予想w


見た目「ばかうけ」だけど宇宙人はアレだし実はテーマが人間賛歌だったりと深く深く楽しめる作品なので、オススメです。

映画「花戦さ」鑑賞

野村萬斎主演、篠原哲雄監督の時代劇。池坊専好という実在した華道の家元の物語。
普段の俺ならまず劇場で観ないであろうジャンルだが、友人に誘われたので。


感想:生け花の美しさに尽きる。
勿論池坊専好どころか華道なんて微塵も知らない俺だが、この作品で描かれている花がとてつもなく美しいというのはわかります。ただそれを中心に撮るだけで絵になるし、色々なことを主張しているのが伝わってくる。…「どんなことだよ」とか聞くんじゃない、俺は素人なんだから何となくだよ何となく。


ただそれが映画の面白さと直結するわけではないんだよね。チョイチョイ挟んでくる小ネタが完全に年寄り向けというか…若い人が吹き出すようなネタがほとんどない。コメディ作品というわけじゃないなら、野村萬斎の顔芸も入れずいっそクソ真面目に描けば良かったような。もしくはもっとギャグを強めにするか…どっちつかず過ぎて冷めてしまったのは俺だけなのかな。


悪役が最初から最後までほぼ悪なのでわかりやすいのはいいが、史実がある以上そこまで悪一辺倒なキャラにしなくてもとか、ラストのそれは余計じゃね?とか、言いたいことは色々あるんですが、本当に綺麗な花が楽しめるのは間違いない(華道家池坊が全面監修)のでオススメしないとは言えず。
こういう人が実在したんだな、という勉強にもなりました。