出立

思い立って札幌にやってきました。


理由はたった一つなんですが、それは次回更新時に。
まさか出発日に北朝鮮のミサイルが発射されるとは思わなかったがw


飛行機に乗るのが30年以上ぶりなので、テンションを上げるために映画「ファイナル・デスティネーション」を観ておいたのがまずかったか。やはり「ダイ・ハード2」にしておくべきだったか…いや「スネーク・フライト」いや、ここは「コン・エアー」いやいや、極限状態に備えて「生きてこそ」を…って、事前に観る映画としてロクなタイトルが思いつかないのが俺の長所だな。うん。
今時なら普通「フライト・ゲーム」だよな。助けてリーアム!


とりあえず出発前日に見た映画のことだけ。

映画「スパイダーマン ホームカミング」鑑賞

トム・ホランド主演、ジョン・ワッツ監督の御存知マーベル映画。MCU*1シリーズとしては16作目にあたります。
過去にトビー・マグワイア*2版が三本とアンドリュー・ガーフィールド*3版が二本ありますが、今までソニーピクチャーズが保有していた映画版の権利をマーベルスタジオとパートナー締結したことによって、MCUシリーズと合流して再リブートすることになりました。


感想:さすがジョン・ワッツ!
やはりCOP CARの完成度の高さはまぐれじゃなかった、素晴らしい作品の出来ですよ。何が素晴らしいって、ラモーンズ最高だよな←褒めるところ違う
いや選曲の素晴らしさもしかり、あの終わり方は大好きな演出です。「ハードコア」もそうだったが、ラストシーンからエンドロールに入った瞬間に拍手したくて仕方なかった。
ただ大問題といえば大問題のシーンではあるなw


スパイダーマンがどういうキャラクターかというのは、向こうの知名度ならほぼ常識に近いだろうし、日本でも過去の映画版が何本もやってるからか、何でそういう能力があるかとかの説明はありません。ダーマンはシビル・ウォーから出てたけど、設定を知らない人はアメスパ1を観ておくといいでしょう。ウェブ・シューターとかわからないだろうし。


そして何より、共演のマイケル・キートンの演技力。そもそも初代バットマンだしバードマン(アレはちょっとヒーロー物とは違うが)もやってるマイケル・キートンが、ヴィランであるバルチャー*4を演じてるのが素晴らしいんですよ。しかも行動の起因が「そりゃそうだよな」と観てるこっちも納得したくなる主張だからこそ、純粋に正義を主張するダーマン*5とバルチャーの対立が引き立つというかアツイ。


しかしオープニングロゴがマーベルスタジオのロゴで始まるかと思ってたらソニーだったのに驚いたな、さすがにそこはソニーピクチャーズ(コロンビア)が優先されるのか。エンドロール後のアレもおふざけ感があって良かった、次のMCUはソーの三作目が11月か…って割とすぐだなw

*1:マーベル・シネマティック・ユニバー

*2:サム・ライミ監督

*3:マーク・ウェブ監督「アメイジングスパイダーマン

*4:ハゲタカ男

*5:俺はかたくなに「ダーマン」という呼び方だが、一般的には「スパイディ」です