草々

気がついたら今年も10日あまり、12月に入ってから東京コミコンに行ったり祖母の一周忌に行ったりとイベント続きでバタバタしてたのもあって、またしても更新がおざなりに…仕事が忙しいのは毎年の事だが、プライベートがこんなに忙しい12月は生まれて初めてかもしれん。
そうそう、誕生日も過ぎまして43歳になりました。実はジェイク・ギレンホールが俺より年下だったことを知って衝撃でした(;´・ω・)
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年越しを迎えるための自分幸せアイテムを並べてみる。ゲームもまだFallout4が全然終わってないのにRDR2やストVに手を出してしまい、てんやわんやです。嬉しい悲鳴なんだけど、一つ一つをやり尽くせないもどかしさ。


ちょっと前にドラマ「ブラックスキャンダル」が終わったんだけど、後半になるにつれ展開が荒くなってきててしょんぼり。最初の方は出演者の演技もあったので楽しめたんだが、ストーリーが進んで背景が明らかになればなるほど「いや、それはなくない?」みたいなツッコミどころが増えてしまい、興ざめ感が拭えない。役者陣の演技力があるだけに、脚本がそれに追いつかない感じがしてなぁ…

散々映画やらドラマやら観てるから、いつの間にか目が肥えてしまってるのかな。さすがに40年以上も生きてりゃ少しは見たり聞いたり人生経験もありますから、ある程度は仕方ないのかね。
とはいえ最近の質の高い海外ドラマを観てしまうと、国産ドラマがアレなのはどうも。予算がないとか製作期間が短いとかが理由なんだろうが、そもそもテレビ局の編成というかシステム自体が古臭いのが問題なんだろうなぁ。あと、バカに優しい番組しかやらなくなってるから。


それに対し、先日は大森まで映画「遊星からの物体X」を見に行って参りました。実は今年「ゼイリブ」も30周年記念ということでリマスタ版が上映されてたんだけど見逃してしまったんだよね*1…もう劇場で観る機会はなさそうだから一生の不覚だと思ってるんだが、物体Xもやってるということで上映最終日に無理矢理観に行きました。
物体Xといえば血液検査と電気ショックのシーンが見せ場だと思ってるんだが、やはりこれを劇場で観る緊張感といったらない。何度も観てるからどういう展開でどうなるかを全て知ってるのに、緊張するんだよね。やはり素晴らしい作品だな…

映画「ヴェノム」鑑賞

トム・ハーディ主演、ルーベン・フライシャー監督のアメコミ映画。元々スパイダーマンヴィランであるヴェノムをメインに据えたスピンオフ作品になりますかね。
ちなみにスパイダーマンとの絡みは一切ありませんので、マーベル作品を全く知らなくても単体で観られる作品になっています。


感想:何だ、すげー楽しいじゃん!?
ライムスター宇多丸先生が割と厳しめの評価してたからどうかなと思ったら、思ってたよりも爽快で終始楽しく観られる作品でした。
確かにグロいことをやってるはずなのにグロ描写が全然ない作りになってるのは淡泊過ぎるという人もいるだろうが、MCUとか元々そうなわけだし気にならなかったな。コメディ部分が割とあるので、真剣な表情のトム・ハーディが対照的でより面白い。
そもそもヴィランであるヴェノムがダークヒーローみたいな感じになってるのも、俺は純粋に楽しめました。むしろアレならヴェノム寄生されたいなとか思ったりw


続編も期待できそうなヴェノム、ゆくゆくはトム・ホランドスパイダーマンをはじめMCUとクロスオーバーする可能性もなくはない…?みたいなことをソニーピクチャーズ側は示唆してるらしいので、是非ともそういう流れになって欲しいなぁ。

映画「恐怖の報酬 オリジナル完全版」鑑賞

ロイ・シャイダー主演、ウィリアム・フリードキン監督のサスペンス映画。高額報酬目当てにニトロ運搬に挑む四人のワケアリ男たちの物語。
「オリジナル完全版」ということは、昔公開されたのはカット版だったわけですね。昔(小学校高学年か中学生の頃)テレビで観て非常に印象的な作品だったので、これを劇場で観られる機会はなかなかないだろうからとシネマシティの極上音響上映にて鑑賞しました。


感想:昔観たのと違う…
って、そりゃ完全版だから当たり前だろとかそういうことではなく、俺の記憶に残っていたのは元祖オリジナルであるフランス版(1953年、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督)だった…どうもおかしいと思ったよ、「あれ、ロイ・シャイダー主演だっけ?」と思ったけど、何せ観たのが30年以上前ともなれば記憶が曖昧で当然だろうと。
で、実際に観てみたら覚えてるシーンが全く流れないまま終わってしまった上に結末が違うともなれば、そりゃ違う作品だろとw フリードキン版がリメイクだったのを知らなかった*2自分の無知さに辟易ですわ。

クルーゾー版もフリードキン版もバッドエンドなのは一緒だが、クルーゾー版の衝撃的なラストに比べるとフリードキン版は普通に見えるなぁというのが正直な感想。決して面白くないわけではないです、吊り橋とか雨とか演出がかなり激しめなので緊張感はより高いし、映像的にも見ごたえ抜群なので。

しかしこうなるとクルーゾー版が観たいなぁ…シネマシティでは11月に上映してたらしいんだが見逃した。残念ながらNetflixやPrime Videoにはないようだ。うーむ…

*1:仕方なく家でブルーレイ観た

*2:事前情報を仕入れない主義が裏目に出た