更新がちょっと空いてしまった、別に感染したわけでもなく(自覚症状がないだけかもしらんが)生きてますので。
しかし毎日ニュースで感染者数を発表してるけど、アレ何の意味があってやってるの?数字がわかると何が役立つの?選挙やってるんじゃあるまいし。だったら横に交通事故の死傷者数を並べて出してみたらどうなんだ、車とウィルスとどっちが多いかって。
具体的な対策とかとるべき行動とか伝えた方がいい情報は他にもあるはずなのに、何の役にも立たない数字ばかり伝えて恐怖を煽ってるマスゴミって、改めて無価値どころか有害だな。素人が無益どころかデマを生んで拡散するSNS、特にTwitterと同レベル。
そうそう、Twitterとかネット記事とかで多数を占める無用な情報をシャットアウトするには、記事のタイトルや内容に「コロナ」という単語を使ってるかどうかで判断するといいようだ。正確(必要)な情報の比率が高いのは”COVID-19”という正式病名が使われていること。
この影響で週末だけではなく平日までシネマシティが休館になってしまった…いや、別に家では山ほど観るものあるから、劇場で観られないとやることなくて困るというわけではないんだけど、シネマシティの経営が成り立たなくなってしまうのだけは一ファンとして忍び難いので。
貧乏リーマンだがほんの少しだけでも貢献できればと、先週・先々週とシネマシティ・キノシネマ立川で合わせて9本観てる位です。俺一人じゃちっぽけな額だが、普段は買わない飲み物とか買ったりして。
「デッド・ドント・ダイ」「エジソンズ・ゲーム」「ゴーストバスターズ/アフターライフ」「ワンダーウーマン 1984」「ブラック・ウィドウ」「クワイエット・プレイス PARTII」「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」「ソニック・ザ・ムービー」など、観ようと思ってた作品も軒並み公開延期になってるし。頼む…何とか持ちこたえてくれ…
Xbox One Sがソフト四本セットで3万円を切ってるだと…
これ実質ハードがタダみたいなもんじゃないかw Xbox OneはHDMIの外部入力があるから他のゲーム機からのキャプチャとかもできるし、UHD BD再生機として使える(PS4はUHD BD再生不可)ことを考えるとお買い得なんだけどな。
…ただ、ウチはハードもソフトもあるけどアンプとTVが4k対応してないので、いい加減環境を整えねば。
Netflixにてドラマ「深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-」「五行の刺客」「このサイテーな世界の終わり」を一通り観終わりました。
「深夜食堂」に関してはシーズン4から『-Tokyo Stories-』のサブタイトルがついてNetflixで配信されてるので、実質的にはシーズン5になりますな。作品の完成度は相変わらずなので安心して観てられます。俺のお気に入りの谷村美月も出てるし。
しかし新宿の小さな食堂で隣にこの松重さんに座られたら怖いよなぁ…
タコさんウィンナー食べてるけどw
「五行の刺客」は、マフィア物のアクションにファンタジー要素が加わったような感じかな。ファンタジー要素の部分がトンデモ感があるのでツッコミ要素でしかないが、主演があの「ザ・レイド」のイコ・ウワイスなのでアクションはキレッキレ。
おまけに共演がバイロン・マン、マーク・ダカスコスだったりするのも俺の琴線にふれるわけですよ、普通の人は全く知らんだろうけどw
ちなみに原題は”Wu Assassins”、英語と中国語の合わさったタイトルってところか。
残念ながらシーズン1で止まってるので、続きが観たいなぁ。
「このサイテーな世界の終わり」はサイコパスな少年とこじらせ女子高生の逃避行みたいな感じ。最初は「何だコイツら」みたいな感じで観てたけど、段々引き込まれる作りになってるのはさすが。撮り方もおしゃれというか、連ドラ感のない独特な見せ方になってる。
シーズン1と2でしっかり連続してるけど、それぞれ方向性が微妙に変えてあるのが上手い…さすがイギリスドラマ、色々凝ってるなぁ。
原題は”The End of the F***ing World”だから、まんま直訳だ。いやこれは良いと思いますw
映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」鑑賞
マーゴット・ロビー主演、キャシー・ヤン監督、DCEUシリーズ8作目にあたる、バットマンのヴィランであるハーレイ・クインのスピンオフ作品。「スーサイド・スクワッド」で鮮烈な印象を与えたマーゴットさんのハーリーン・クインゼルが帰ってきた!
土日はシネマシティが休館とのことだったので、直前に観てきました。
感想:マーゴットさんのキュートさとアクションは文句なく素晴らしい。
ただ作品としては…ってとこなんだよね。前半はとにかく眠かった…正直あまりストーリーを覚えてない位。ただ中盤でハーレイ・クインのアクションシーンが滅茶苦茶良くって、一気に楽しくなった。
ハーレイだけではなく女たちの闘いみたいな話になってるのも今時っぽいなぁ、リブート版ゴーストバスターズとかチャーリーズ・エンジェルみたいな。ジョーカーとの確執とか描かれるのかなと思ってたが、それは本当に少しだけで、他キャラとの共演がメインみたいな感じでした。
その他キャラの一人であるスリのクソガキ(カサンドラ)が全く魅力的に感じないキャラなのも、入り込めない理由の一つだな…カサンドラ・カインは原作だとバットガールにあたるキャラなんだけど、この作品だとただのクソ生意気なスリでしかないので、コイツが狙われようがただの犯罪者だし知ったことかと思ってしまう。
逆にメアリー・エリザベス・ウィンステッド演じるハントレスだけは魅力的なキャラでした。キャラクター自体の魅力があるし、俺がウィンステッドさん自体を好きだからというのもあるな…「10クローバーフィールド・レーン」が印象的だった。
というわけで、マーゴットさんの素晴らしいアクションは文句なし、ストーリーは微妙という作品でした。あと悪役のブラックマスクの姿が完全にダイハードマンで笑ってしまった。ゲーム「デスストランディング」やってた人なら100%同意すると思うw
映画「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」鑑賞
エミール・クストリッツァ監督の、ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカを撮影したドキュメンタリー。
シネマシティは土日休館してたんだけど、キノシネマ立川は動いてたので観てきました。
感想:日本にこういう政治家のいない現状。
俺は全く知らなかったこのホセ・ムヒカという元大統領。収入の九割を貧しい人々の為に寄付してたどころか、若い頃には金持ちから奪った財産を貧しい人に配っていたという義賊(極左テロリスト)みたいなこともやっていたのね。勿論逮捕されて収監されていたわけですが。
勿論軍事政権下のウルグアイとは環境が全く違うから比べるのはお門違いかもしらんが、今の日本の政治家でここまで国民に尽くす人なんてどこにもいないだろ。自治体も国もトップが未曽有のこの状況下でクソみたいな対応しかしてないし、それを正すべき周囲の人間や他の議員も愚痴たれるだけで何一つまともな行動がされてない。政治家に必要なのは言葉じゃなくて行動なんだよ。自粛しろと言うけど保証は一切しないって、とにかく自分の責任だけは回避しようという姿勢しかない。
この作品では、国民のために色々してるムヒカさんを褒め称える人がいれば文句をぶつける人もいて、色々な国民性が垣間見える。文句言われて「クソ野郎」と言い返すムヒカさんもしっかり撮ってますけどもw
今の自分があるのは色々なことを経験してきたからと振り返ってたり、奥さんが支えてるんだなぁというシーンもあったりで色々知れるけど、ちょっと食い足りなかったかな。
ムヒカさんと監督が談笑してるシーンはイチャつき感があってほっこりしたけどw
映画「Fukushima50」鑑賞
佐藤浩市・渡辺謙主演、若松節朗監督のノンフィクション作品。門田隆将の書籍「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」が原作です。
3.11東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を描いた作品、立川シネマシティにて鑑賞。
感想:内閣が当時も今もクズのままという現実に悲嘆。
当時の首相のクズっぷりを佐野史郎が見事に熱演してて笑ってしまった、現場が必死の思いと行動で守ろうとしていた努力を踏みにじる内閣と東電本部。なるほど、こりゃこの映画の製作に東電が一切関わってないわけだ。
勿論原作も映画も全て現場の真実を描いてるとは思わないけど、これに近い部分は相当あっただろうなというのは明らかに汲んでとれる。震災の時は自分の生活が混乱してたから福島原発がどうなってるのかよくわかってなかったけど、こんな恐ろしい事が起きてたのか…ノンフィクション映画ではあるけど、途中のシーンとか本当に恐ろしくて完全にホラーだった。
しかし東電しかり関電しかり、電力会社の上層部って何で今でも胡坐をかいた姿勢を変えないんだろうな。東電はこの映画の製作に全面協力すれば少しは反省の色が見て取れるというのに、年寄連中どもは少しでもメンツを保ちたいんだろうな。
コロナは市民の間じゃなく国会とか東電本部とか適正な場所でちゃんと仕事しろ。
映画「カンフー・ヨガ」鑑賞
ジャッキー・チェン主演、スタンリー・トン監督のアクション映画。
友人(昔からのジャッキーファン)に薦められて気にはなってた作品、Netflixにて鑑賞。
感想:ジャッキーだけじゃなかった!
ジャッキーVS悪のアクションだと思ってたが、仲間もバリバリ動けるアクションやってて驚いた。次世代アクション俳優か…いやそれはまぁ若い世代だしわかるけど、60過ぎてるジャッキーも変わらず動いてて恐れ入る。
冒頭で明らかにCGだろうなという演出(今のゲームのデモシーンみたいな)が延々流れてたんで「え、全編こんな感じなの?」と面食らったんだけど、あくまで回想シーンだけだったのでホッとしたw あのままいってたら完全にゲームのムービー見せられてる感じだったからな。
インドと中国の合作映画だけにラストがあんなことになってるわけだが、これは予想外だったw ジャッキーはお茶目だけどお前何なんだよとツッコミたくなるのは必至。
映画「囚われた国家」鑑賞
ジョン・グッドマン主演、ルパート・ワイアット監督のSF映画。ルパート・ワイアットは「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」で有名になった監督ですな。
キノシネマ立川にて鑑賞。
感想:暗めのSF。
宇宙人に侵略されて抵抗するアメリカ人…って表現だと「インデペンデンス・デイ」とかを真っ先に想像するけど、この作品では「既に侵略されて宇宙人の統制下にあるアメリカ」という世界なので、ド派手なドンパチとかそういうのはありません。むしろ宇宙人の従順な下僕に成り下がってる政治家や警察、密告者などから隠れて必死に抵抗してるレジスタンスの物語なので全体的に暗い。SF作品としては珍しい部類かと。
だからこそ普段じゃ見られないアメリカの姿が見られて面白かったな、トランプやその信奉者、右派の人間あたりは発狂しそうだがw
冒頭から宇宙人の強烈さを見せつける演出に対し、途中の海岸線のオブジェ&宇宙船の美しい映像、案外個体の強さはそこまででもなかったりするお茶目さといい、コントラストが効いてて良かった。
まぁツッコミどころは多々あるけど、低予算のSF映画として話の流れや演出の出来は相当頑張ってると思います。前述のインデペンデンス・デイみたいな爽快さを期待する人には薦めませんが、俺は割と好きな作品だったので。