円環

「X(旧Twitter)」とか表記する現状が相当駄目なのは誰が見ても明らかなんだが、オッサン的には結局浸透してない「BSE(いわゆる狂牛病)」の言い回しを思い出さずにはいられない。まぁTwitterに関しては企業名でありサービス名だから(センスはどうであれ)変えるのは勝手ではあるんだが、にしても「X」はないわな。

そして『売春→援助交際パパ活』『税金→公的資金』『痴呆症→認知症』『看護婦→看護師』『国電→E電』みたいに、本質が一切変わってなくても言葉さえ変えればお茶を濁せる、という日本語の悪しき慣習は永遠になくならないんだろうなぁ。←最後のやつは濁せてないぞ


LA旅行最終章。

LAに着いてから車でロケ地やら店やらを巡ってきたわけですが、友人も普段からアメリカでの左ハンドル・右側通行という運転に慣れてるわけではないので、交差点とかで左折の度に結構ドキドキなわけですよ。大きい交差点とか標識も車線もわかりにくかったりするし、助手席で俺も周囲を確認してサポートせねばと。

んで左折の時に「右から車来てるからちょい待って~」と交差点で止まってると、左からヘルメットにスポーツグラスでスポーツサイクルに乗った兄ちゃんが俺らの車の横で停車。まぁ俺らが動くのを待ってるわけだが、友人がその兄ちゃんを見ると”Not my face,Go! Go!”と大声で急かされる。

「俺の顔見てんじゃねー、さっさと行けよ」というわけですよ。オロオロしながらすんませんすんませんと出ました。なるほど、「俺の顔見てんじゃねー」は”Not my face”になるのか、と実用的でない英語の勉強になったw

ハリウッド・ユナイテッド・メソジスト教会


ここは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「天使にラブソングを…」で使われてたりします。残念ながら中には入れなかったので、魅惑の深海パーティーJohnny B. Goodeを弾くという俺の野望は潰えた←そもそも弾けないだろ
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ちなみにここに来るのに駐車場代をケチって路駐したら、ものの見事に切符を切られるハメになりました。自動車免許を取得してから30年近く経つが、生まれて初めて(運転してないとはいえ)自分の乗った車で駐禁切られたわ。何でアメリカでw
警察署長に知り合いがいれば見逃してもらえたかも…
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まだ他にも映画絡みで行きたい場所はあったが、あまりキツキツに詰め込んでもせわしないし十分に楽しめないので、次回のアメリカ探訪への楽しみとしてとっておこうと。観光名所じゃなくロケ地ばかりを巡るのは、俺にとっては最高のアメリカ旅である。付き合わされた友人はたまったもんじゃないかもしれんがw

アメリカに来たからには銃を撃ってみたいということで、いざ射撃場へ。

ロサンゼルス・ガン・クラブ、略称はLAGCでいいのかな?結構日本人観光客には知られた店らしい。

銃の保有者以外は2人以上でないと利用できないとのこと、友人と2人で来たのでそこは大丈夫。「問題が起きても店の責任は問わない」みたいなことを書いてあった誓約書(日本語のも置いてあった)に署名して指紋捺印、パスポートまで預けていざ利用。

初めてなのでとりあえずオーソドックスな拳銃でいいかなと、それぞれベレッタ92とグロック17をチョイス。弾丸は共通して9mm弾、弾丸が最低50発からの購入ってのに吹いた。ゲームの初期装備とかだと10発くらいじゃないかw

店員に装填の仕方、撃ち方などを簡単にレクチャーされる。リボルバー用のスピードローダー(素早く弾丸を装填するための装置)は知ってたが、マガジン用のスピードローダーもあったということを知る。ただ本当に簡単な説明だったので、二人とも何となくでしか理解してないというw 耳当てとゴーグルを渡され、いざブースへ。ブースに入る前に「耳当て付けてから入れ」とスタッフに促される。

実際に入ってみたらなるほど、耳当てを先に付けてないととんでもなく銃声がうるさいことうるさいこと。漫画のシティーハンターで「鼓膜をやられるぞ」と獠が言ってたのを、30年越し位で身をもって理解することになった。

そして俺らのブースの隣で撃ってたのがすげーデカいライフル銃で一発一発が凄まじい音だったので、黙々とマガジンに弾を込めながら横で撃たれる度にビクッ!と体が縮こまるというw
そして緊張の初体験。

9mm弾だからそこまで反動は強くないとはいえ、やはり重たい実銃で一発の衝撃はきます。これで人が殺せちまうんだから、そりゃ軽いものではないわな。
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とか言いながら調子こいて片手で撃ってみるなど。ヘルニアのせいで手が震えるw
リッグスのようにスマイリーマークを描いてみたかったが、さすがにどう頑張っても無理だなと実感しました。
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マータフのように一発に集中して狙えば当たりやすいが、連続して撃つと反動で段々銃口が上がってくるので、同じ位置を狙い続けるのが難しいんですよ。殺るなら一発一発狙い直すのが確実←何を殺る気だ
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ましてや走りながら撃つとか、そうそう当たるもんじゃないってw

最後の方はリロードとかも大分慣れてきてたし、初めてながらも色々知れて非常に有意義な射撃体験になりました。今度行く時は大型拳銃とかライフルにチャレンジしてみたいな。

最終日早朝、Randy's Donutsで朝食を買って空港へ向かう。

映画「アイアンマン2」で、トニー・スタークがこのでっかいドーナツのオブジェに座ってドーナツ食ってました。さすがに真似はできないw

ランディーズドーナツのイメージキャラがコップに描いてあって、可愛かった。

こうして初のアメリカ、初のLAの旅は幕を閉じたのでありました。


いや本当色々経験できたし堪能しまくってメチャ楽しい旅でありました。友人には本当に感謝。ちなみにこの友人は仕事でアメリカへしょっちゅう行ってるので、また来年も行きたいなんて話をしております。

そしたらこないだ友人から「11月にサンノゼ行くことになったんで、また合流します?」ってそんな簡単にホイホイ行けるかw こっちは全額自腹だぞ。