宿命

ちゅらさんが4月から再放送だと…俺の敬愛する国仲女史の代表作なわけですが、若かりし山田孝之が国仲さんの弟役で出てて、上京した時にモータルTシャツを着てたのがすげー記憶に残ってるんだよなw

映画「弟は僕のヒーロー」鑑賞

フランチェスコ・ゲギ主演、ステファノ・チッパーニ監督のファミリードラマ。
キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:必死で耐えた。
何をって、そりゃ泣くのをですよ。とあるシーンで思わず声出して泣きそうになったわ。

主人公の少年が5歳の時に生まれた弟が「特別な子」だと親から聞かされて、スーパーヒーローに違いないと思ったら実はダウン症のことだったと知って、思春期の少年は疎ましく思うようになり…という話。実話です。

いわゆる感動の押し売り・お涙頂戴系の作品ではなく、色々な登場人物に感情移入できる素晴らしい作品だった。確かに思春期の兄は良く見られたいとか嘘ついちゃったりしてもおかしくないよなぁ…とか、親だったらそういう言葉とか行動に出るよなぁ、とか。

結構な大事になっていく様を観ているこっちは「ああ…」とやるせない気持ちになりながらも、行く末を黙って見守ることしか出来ないのがもどかしくも辛い。そしてただただ純粋な弟君。

いつからだ、こんな純粋な心を失ってしょーもない存在になったのは…と自らを省みるのでした。
上映館が限られるけど、これはお薦めしておきますよ。

映画「JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】」鑑賞

ウーピー・ゴールドバーグドナルド・サザーランド(ナレーション)、オリバー・ストーン監督、あの映画「JFK」公開後を描いたドキュメンタリー。
キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:やっぱりどす黒い。
オリバー・ストーン監督の「JFK」が大好きな俺は当然この作品も観なければなんだけど、近場で上映してないなぁと思ってたら上映してくれたキノシネマ立川に感謝である。よくわからん映画もやってるけど、ちょくちょくツボな作品やってくれるので重宝してます。

で、この長年謎とされてきたJFK暗殺についての陰謀はNHKスペシャル「未解決事件」でも扱われてたけど、事件当初逮捕されてすぐ殺されたリー・ハーベイ・オズワルドが真犯人なんて話は誰も信じてないわけで、この映画でほぼほぼ真犯人を言ってるようなものですわ。

JFK」公開直後に米国内で世論が高まって、事件に関する資料が図書館で誰でも見られるようになったというのが一番大きな進展だったんだろうな。専門家の知識や現代科学によって資料が修復したり、あらゆる情報・証言・証人が集まり、この映画内で大量に流れるので正直情報の多さにめげて寝そうになったのは内緒だ。

にしても結局事件から60年が経過してしまっているので、主犯を含む当時の黒幕連中はほぼ存命していないという事実がなぁ…これだけ酷い暗殺・隠蔽工作をやってたという情報が明らかになっても暗部を摘み取れないアメリカって国なわけですよ。エドワード・スノーデンの告発もしかり、CIAなんざ存在自体が悪の機関なんじゃないかと思うよ。

というわけで、JFKを愛する者は観ておきましょう。別に言われなくても観るか。


最後に、最近知った、MD版餓狼伝説2の四天王が知らない技を使ってた件について。
www.youtube.com
激レッグトマホークは勿論、不知火舞のムササビの舞も凶悪だなw